サステナビリティ

エンゲージメントの向上

従業員がエンゲージメントを高め、「雪印メグミルク バリュー」を実践することは、従業員一人ひとりが働きがいを感じながら成長し、雪印メグミルクグループが持続的に成長することにつながると考えています。2023年度のエンゲージメント調査では、雪印メグミルク(株)の強みとして「ワークライフバランスが実現しやすい」「困難時に職場メンバーとの連携がとれる」などが挙げられる一方、弱みとして「ミッション・ビジョンへの共感性が低い」「挑戦しにくい風土である」が挙げられました。この結果から、経営と従業員、上司と部下をはじめとする社内の対話不足を推察し、2024年度より各所属長が自部署のエンゲージメント向上に向けたアクションプランを作成し、取り組んでいます。

健康宣言

食の楽しさや健康をお届けし、食の未来を創造する企業として、従業員が心身ともに健康であることを尊び、健康の維持・増進に向け、自ら行動することが重要と考えています。そのため、2021年に「雪印メグミルク健康宣言」を掲げ、取組みを推進し支援しています。

あたらしい働き方の提供

在宅勤務制度は、「どんな時間でも、どんな場所でも、どんな組織でも、そしてどんな人でも、生き生きと働ける」ことをテーマに拡充し、「雪印メグミルクリモートワークマネジメント(YMR)」としてルールづくりにも取り組みました。今後も、時代に即した「あたらしい働き方」を追求し、企業価値とエンゲージメントの向上をともに実現のうえ、多様性あふれる働き方の実現に向けて、従業員が働き方を自分で選べる幅を広げていく考えです。

従業員の労働環境整備とヘルスケア(安全衛生活動)

雪印メグミルク(株)では、労働災害の未然防止、労働環境整備のため、安全衛生方針を毎年設定し、各事業所で安全衛生目標に基づく管理、職場の業態に合わせた安全衛生教育を行っています。災害発生時には、速やかに災害情報を全社に共有し、類似災害の防止に取り組んでいます。
また、従業員の身体面の健康のみならずメンタルヘルスにも配慮し、これらの問題の予防および改善のための啓発・面談指導を行っているほか、心身の不調による休務からの職場復帰支援プログラムを用意しています。

  
体感機を用いた安全研修
  
中央労働災害防止協会による研修

雪印メグミルク(株)2025年度安全衛生方針・目標

主要な労働災害に対する対策防止策

事故の型 主な対策
転倒 ・段差部分の視認性の向上
・通行エリアのリスクとなるものを除去
挟まれ・巻き込まれ ・安全カバーの拡張
・インターロックの追加

2024年度労働安全衛生教育の実績

名称 教育内容 対象者 受講者数
一般安全教育 安全衛生概論、KYT手法、指差し呼称等、各事業所においてテーマを決めて学ぶ 生産系 1,982
危険体感機研修 体感機器による挟まれ・感電等を体感する 生産系 155
安全活動活性化研修 中央労働災害防止協会から講師を招き「危険予知訓練」「適切作業指示」といった安全活動の手法を深める。 生産系安全リーダー 85
新任職制研修 職制として職場の安全管理をする上で必要な事や、安全活動手法についての知識・技能を深める 新任職制 44

防災活動・事業継続

定期的な防災訓練、安否確認の連絡体制整備と運用訓練に加え、有事の際の事業継続計画(BCP)の継続的改善を通じて、自然災害など発生の際の混乱と被害を最小限に食い止めるべく取り組んでいます。

  
火災を想定した防災訓練の様子

従業員の人権確保

雪印メグミルクグループ全体で運用している内部通報制度「ホットライン」では、ハラスメントを含め法令違反等に対処することで、従業員の人権確保と働きやすい職場環境構築の役割を担っています。

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