サステナビリティ

グループ会社の取組み

工場周辺の地域住民との対話

日頃の感謝と酪農乳業への理解醸成を目的に、八ヶ岳乳業(株)、いばらく乳業(株)では2001年度より毎年、地域住民の皆様を対象としたイベントを開催しています。


2018年度の「八ヶ岳乳業祭り」は、約1,800名が来場するなど大成功を収めました。同社のブランドである八ヶ岳牛乳やヨーグルトの試食販売のほか、近隣の八ケ岳中央農業実践大学校、JA信州諏訪の乳製品や花卉、野菜の販売も行われました。これからも地元の良質乳を原料とした牛乳乳製品づくりに励んでまいります。


2018年度の「いばらく乳業ご近所感謝祭」は、雪印種苗(株)、雪印ビーンスターク(株)といったグループ会社や、茨城県牛乳普及協会、茨城県酪連、牛乳普及協会、構内協力会社の協力も得ながら開催しました。屋台や物販以外にも、牛乳の試飲、骨密度測定や手作りバター教室など、様々な企画で皆様にお楽しみいただきました。今後も感謝の気持ちを忘れず、内容の充実を図ってまいります。

  
八ヶ岳乳業
  
いばらく乳業

6次産業化支援活動

「六次産業化法」の施行により、小規模の酪農家が生乳生産から加工までを行い、最終商品を作って販売することが奨励されています。

ニチラク機械(株)では酪農家に対して、関連法規も踏まえながら全体プランを提案し、小型チーズバットなどの製造機器設計、施工、試運転に加え、製造作業の現場指導までをセットで提供しています。経験豊富なシニア人材を筆頭に、技術相談に対応できる体制を整え、全国のチーズ工房や酪農家、酪農団体の皆様へ継続的な支援を行っています。

  

高校生インターンシップ受入れ

いばらく乳業(株)では、地元高校生の進路を考えるきっかけ作り、社会人としてのマナー習得を目的として、数日間のプログラムを通じて、原料受入れや製造を体験できるインターンシップ(職業実習体験)を実施しています。

  
作業服を支給
  
ヨーグルトカップ供給作業

すべてのお客様のために

「すべてのお客様の期待に応える」という企業姿勢のもと、(株)雪印こどもの国牧場では、障がいのある方などに対する応対を学んでいます。「神奈川県障害者自立生活支援センター」の指導のもと、障がいのある方との接し方や心配り、積極的なお声掛け、介助方法を学びました。より楽しく、安全かつ快適に過ごしていただくために、バリアフリー化や筆談ボードなどの設置も行いました。以降、社内での手話勉強会、さらなる改善へ向けた意見交換会などを行っています。

  
セミナー受講風景
  
車いすでも利用できる屋外用テーブル

社内意見交換

事業活動と連動した社会貢献活動

雪印ビーンスターク(株)では、すべてのお子様と女性の幸せを願って、事業活動と連動した社会貢献活動を展開しています。

日本ベビーフード協議会の乳児院寄贈事業に参加し、2017年度は全国の乳児院23施設に、ベビーフード4,800個を寄贈しました。

その他、「ハートフルサポート活動」と称して、「ピンクリボン運動」「おぎゃー献金」といった寄付活動も行っています。

東日本大震災後の里浜の復興支援

雪印種苗(株)では2013年より、東北の沿岸部の植栽活動を支援しています。主に、震災後の海辺に蘇りつつある砂浜植物の種を採種し、その一部を北海道(札幌)で苗まで育て、再び現地に植栽し、自然環境を取戻す活動を行っています。この支援活動は、工事跡地などの生態系を保全するため、東北のみならず北海道など、広域のネットワークにより里浜を保全・再生していく取組みの一つです。

東北の海辺に蘇る砂浜植物たち
(仙台市若林区)

雪印種苗本社での
「ハマボウフウ」の苗づくり
(札幌市厚別区)

荒浜での植栽交流活動
(仙台市若林区)

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