CSRの取組み

環境マネジメントシステムの推進

環境マネジメント体制

雪印メグミルク(株)の環境マネジメントは、環境保全活動の最高責任者である社長をトップに、環境担当役員が環境統括責任者として環境マネジメントシステム(EMS※1) の総合管理をしています。また、各部門には環境管理責任者をおくことで、全員参加型の環境マネジメントに取組み、ISO14001:2015※2に準拠した環境マネジメントシステムを推進しています。


※1 EMS  Environmental Management Systemの略
※2 ISO14001:2015 組織内で環境保全に取り組むための体制作りに関する国際規格

「ISO14001:2015年版」改正にいち早く対応しました

2015年9月にISO14001規格が11年振りに改正され、同年12月に日本語化されJIS-Q14001として発行されました。2015年版規格では「リスクと機会」、「環境保全と事業活動の一体化」、「活動の具体的成果の要求」など、新たな考え方も導入され、仕組みを大幅に改正する必要がありましたが、当社はこれにいち早く対応し、4月より新EMSの運用を開始しました。 その結果、11月には全社(グループ会社2社を含む70場所、5,000名規模)で認証を更新取得することができました。

2016年内に全社規模で新規格の認証を取得した例は少なく、全社一丸となり業界に先駆けた対応を取ることができました。

  
10月に実施された審査の様子(左:本社 右:海老名工場)

EMSのグループ会社への展開

雪印メグミルクでは、グループ会社である、みちのくミルク(株)、いばらく乳業(株)の2社にEMS(ISO14001:2015)を推進しています。今後はその他のグループ会社へも拡大を予定しています。

ISO14001:2015年版の運用

年度毎に全社環境目標を策定し、社長のマネジメントレビューを定期的に実施しています。また、部署毎で企業活動に影響を及ぼす環境リスク・機会を抽出する仕組みを作り、そこで抽出された項目は対応策を検討し、その検討も踏まえて各部署の環境目標を策定しています。

環境法令の遵守

e-ラーニングによる法令担当者教育、社内イントラネットによる法令・条例の周知徹底、全事業所に年1回以上義務化している定期法令遵守評価、「環境Q&A」による事例紹介などです。

このうち、工場・研究所・物流拠点では、万一の環境トラブルに備え、定期的なメンテナンス・点検の義務化や緊急事態を想定した教育・訓練を実施しています。

水を使った「生乳流出時」の対応訓練(幌延工場)

環境監査体制

環境監査には審査機関による外部審査と社内で実施する内部監査があり、EMSの運用状況や法令遵守の状況を総合的に確認しています。

雪印メグミルクの内部環境監査は、現場に近い監査員が行う第一者監査と、クロスチェックとして他事業所の監査員を派遣して行う第二者監査の2種類を組み合わせて実施しています。第一者監査では業務を良く知る監査員による業務改善効果が、第二者監査では客観的な立場からの法令チェックや課題抽出に大きな効果が出ています。


内部環境監査(大樹工場)
  

環境教育

雪印メグミルクでは、e-ラーニングのほか、全社EMS事務局が主催する内部環境監査員養成研修、部署毎に実施する個別教育など、各種の環境教育制度があり環境意識の向上を図っています。
教育は対象となるすべての人に実施することが重要です。階層別e-ラーニングのうち、一般教育コースでは役員から契約社員まで全従業員に受講を義務付け、毎年100%の受講率を達成しています。
また、毎月発行する社内情報紙により、グループ会社も含めた環境啓発活動を実施しています。