CSRの取組み

環境保全活動の推進

リサイクル素材を使用した新作業着を採用

雪印メグミルクの工場等では、2013年4月より、ミルクの柔らかさと結束力を表現した淡いブルーと白の配色の新作業着を導入しています。素材には、ケミカルリサイクル技術※を活用したポリエステルを使用しており、古くなった作業着は化学的に分解され、新しいポリエステル繊維として再生しています。品質を劣化させることなく何度でも新たな作業着を製造することができるため、廃棄物を削減し、石油資源の使用の抑制にも貢献することができます。
作業着1トンをリサイクルした場合、石油から新たに原料を作成して作業着を作った時と比較して、CO2 排出量が約80%程度に削減できる素材を採用しました。

ケミカルリサイクル技術:廃プラスチック等を化学的に分解するなどして、化学原料に再生する方法

CO2 削減

  • ● 大樹工場ではヒートポンプを導入しました。これにより、従来の熱交換器では回収できなかった低温の排熱(35℃前後)も回収することが可能となりました。回収した熱は、機器洗浄時の用水の加熱や敷地内の融雪用ロードヒーティングの熱源として再利用しています。
  • ● なかしべつ工場では蒸気コンプレッサーを導入し、蒸気減圧の際に生じるエネルギーを電気の代わりに使用することで、従来のコンプレッサーに比べて大幅に電力使用量を削減しています。また、従来は捨てられていた圧縮熱を回収し、ボイラの給水余熱に利用することで、燃料削減も図っています。
  • ● 多くの工場でアキュームレーター(作った蒸気をためておく装置)を設置し、エネルギーロスを削減しています。また、冷却工程や空調で欠かせない冷凍機は、従来に比べて使用電力量を約60%低減できる高効率ターボ冷凍機を設置しました。
  • ● 阿見工場や川越工場では、屋上に設置した太陽光パネルで発電を行ない、阿見工場では売電も行なっています。
  • ● 全国の工場では順次、重油ボイラーをLNG(液化天然ガス)のボイラーに変更しています。ガス配管の整備されていない地域では、敷地内にLNGの貯蔵設備を設置することにより、LNG化を可能にしています。これによりエネルギー効率が向上、CO2 排出量を削減し、環境負荷低減を図っています。

アキュームレーター(阿見工場)

太陽光パネル(阿見工場)

液化天然ガス貯蔵タンク(別海工場)

持続可能な社会実現のための啓発活動

毎年6月に代々木公園で開催される「エコライフフェア」、12月に東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ」に、全国牛乳容器環境協議会(容環協)の一員として参加しています。
これらの展示会では、持続可能な社会の実現に向けて開発された最新の環境技術が紹介され、私たちが環境負荷の低いライフスタイルを営むためのヒントや、地球規模での環境保全と経済発展につながることを体感できるような展示が行なわれています。
容環協ブースでは、牛乳パックの手開き体験や手すきハガキ作り体験、環境・リサイクルのワークショップなどを通じて、牛乳パックリサイクルの大切さと再生紙製品の利用促進活動を行なっています。

エコプロダクツ

北海道赤れんが庁舎前庭「花壇」設置 雪印種苗(株)

北海道包括連携協定に基づき、雪印メグミルクグループでは観光分野において「花いっぱい促進事業」の取組みを実践することで、花を「北海道ブランド」として定着させ、花観光の促進に努めています。
この事業の一環として、北海道との協働により赤れんが庁舎前庭に「花壇」を設置しました。赤れんが庁舎は、年間約40万人の観光客が訪れる北海道を代表する観光スポットであり、「花壇」の設置により北海道の花をPRするとともに訪れた観光客の皆様に楽しんでいただきました。

北海道庁赤れんが庁舎前庭

東日本大震災後の「海辺と人のきずな」を育む、里浜の復興支援を実施

雪印種苗では2013年より、東北の沿岸部の植栽活動を支援しています。
主な活動として、震災後の海辺に蘇りつつある砂浜植物の種を採種し、その一部を北海道(札幌)で苗まで育て、再び現地に植栽し、自然環境を取戻す活動を行っています。この支援活動は、工事跡地などの生態系を保全するため、東北のみならず北海道など、広域のネットワークにより里浜を保全・再生していく取り組みの一つです。
今後もふるさとの知恵や文化を活かし『自然と人がきずなで繋がる里浜復興を目指す』をテーマに協力していきます。

東北の海辺に蘇る砂浜植物たち(仙台市若林区)

雪印種苗本社での「ハマボウフウ」の苗づくり
(札幌市厚別区)

荒浜での植栽交流活動(仙台市若林区)

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