フレッシュタイプ

フェタ

Feta :仏語表記
食べやすさ
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名前の由来はギリシャ語で「スライス」。山地の多い地形で農耕より羊や山羊の放牧が盛んなギリシャで生まれたチーズで、古代ギリシャのアテネ郊外に住む羊飼いが作り始めてから今まで、ほとんど進化していないと言われているチーズです。
1898年までフェタは地元で消費されていましたが、シロス島で初めて商品化され海外に輸出されるようになりました。
フェタの特徴は、不均一な小さな孔がたくさんあるソフトチーズで外皮はなく、ポロポロとした木綿豆腐のような組織です。
ギリシャ人にとっては各家庭で作っていた漬物のような食べ物で、春に作ってフレッシュなまま食べ、残りは塩漬けにして保存するため、食べる前には塩抜きが必要です。塩味が気になる場合は水に浸して塩抜きしてみてください。
2002年にPDO(欧州連合の原産地名呼称保護制度)を取得しました。

原料乳 羊乳(山羊乳は30%まで使用することができる)
原産国・地域 ギリシャ
その他の名称 フェタチーズ
見た目の特徴 真っ白な生地で、ポロポロとしている。小さな孔がたくさんある。
味の特徴 塩味が強い。
固形分中乳脂肪 43%

フレッシュタイプのチーズとは?

温めた羊のミルクに乳酸菌とレンネット(凝乳酵素)を加えて固めます。それを型に入れ水分を抜きます。
その後、塩水の中に2ヶ月間置き、2~5℃で保存します。

産地は、ギリシャのマケドニア地方周辺です。

たっぷりの野菜にオリーブとサイコロ状に切ったフェタをのせオリーブオイルをかけてサラダに。またオムレツに入れて塩味をプラスに。

相性がよいワイン

チーズのタイプ:プレーン
  • 辛口~甘口の軽めのワイン
  • オードブルには辛口、デザートには甘口
  • スパークリングワイン
チーズのタイプ:スパイス入り
  • 辛口のロゼワイン
  • 軽めの赤ワイン

このチーズを使ったレシピ

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