私たち雪印メグミルクグループは、日本の酪農を基盤として成り立っています。私たちは、日常の公正な生乳取引等はもちろんのこと、酪農生産者の良きパートナーとして信頼関係を深め、乳の価値をしっかりと伝えていくことで酪農生産者の想いに応えていきます。
そして、牛乳・乳製品の需要拡大を実現することで、国内酪農生産の基盤の強化と持続的発展に貢献していきます。

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自給飼料型酪農の推進
近年、地球温暖化により牧草の夏枯れが増加するとともに栽培適地が変動しつつあります。雪印種苗(株)では、こうした気象変動に対応するため、牧草の作付け提案や、収穫量の減少リスクを分散するための多草種混播を進めています。また、自給飼料の増産を目指し、北海道では従来作付けが難しかった暖地型牧草の普及を推進し、関東地方では飼料用トウモロコシの二期作栽培の拡大を提案しています。
自給飼料型酪農は持続可能な酪農生産の一環として重要な役割を果たしており、自身の土地で飼料を生産することにより、輸入飼料への依存度低下につながります。これにより、経営の安定化を実現できるほか、海外からの輸送量削減による環境負荷の低減ができます。また、堆肥の有効活用により、「飼料」➡「家畜」➡「堆肥」という環境に優しい循環型サイクルを形成できます。
GHG(温室効果ガス)削減に寄与する取組み
持続可能な酪農生産において、GHG削減は重要な課題の一つです。メタンはCO₂の20倍以上の温室効果があり、国内GHGの約1/4が家畜のゲップ由来と言われています。雪印種苗(株)は、少ない肥料で栽培できるマメ科植物からメタンの発生を抑制する成分を探索し、ソラマメ属のヘアリーベッチとコモンベッチの水溶性成分が、牛のゲップに含まれるメタンの発生を抑制することを発見しました。飼料に3%添加することでメタン発生の抑制効果が確認できましたが、生草には毒性があるため、有効性を高めつつ毒性を低減する加工方法を開発していきます。更に、原料生産、製造工程を含めた生産プロセス全体でより低コスト・低エネルギーでの栽培法と製造法を確立し、GHG削減を目的とする飼料添加物としての指定を目指していきます。