離乳食はいつから始める？初期の進め方～量や固さ、おすすめレシピもご紹介

お子さんにとって、母乳や育児用ミルク以外の食べ物を口にするのは初めて体験なので、初めは嫌がったり、吐き出したりしてしまうかもしれません。

でもあせらなくても大丈夫。この時期のお子さんのエネルギーや栄養は母乳や育児用ミルクがメインです。離乳初期の目標は、味や舌触りに慣れ、唇を閉じてごっくんできること。お子さんのペースで、いろいろな食材を体験させてあげましょう。

また、お子さんは細菌への抵抗力が弱いので、調理を行う際には衛生面に十分に配慮しましょう。

離乳食を始めるにあたり、食物アレルギーを気にするパパやママも多いと思いますが、離乳のスタートや特定の食べ物を食べるのを遅らせることで、アレルギーを予防できるという科学的根拠はありません。赤ちゃんの成長・発達のためにも、5～6か月になったらタイミングを見て離乳食を始めましょう。すでにアレルギー症状のある場合や発症した場合は、医師に相談しましょう。

離乳食を始めてから1か月は、1日1回食です。母乳や育児用ミルクはお子さんが欲しがるだけあげましょう。

離乳食スタートから1か月を過ぎた頃から、1日2回食に増やしてみましょう。離乳食の後に母乳や育児用のミルクを飲ませます。離乳食とは別に、母乳はお子さんが欲しがるだけ、育児用ミルクは1日3回程度あげるようにしましょう。

離乳食開始から1か月ほど経ったら、つぶした豆腐や白身魚、加熱した卵黄などにもチャレンジ。卵黄は脂質が多いため、嘔吐や便通に異常はないか確かめながら、ゆっくり増やすようにしましょう。

お子さんの離乳食作りは手間がかかるものですから、負担に感じる日もありますよね。その場合は、家族の食事から味付け前の食材を取り出したり、ベビーフードを上手に活用したり、工夫をしてみてください。

離乳食では、生の肉や魚、卵、カフェインが含まれるもの、香辛料、のどに詰まりやすいものは与えないようにしましょう。牛乳は飲用として与える場合は1歳を過ぎてからが望ましく、それ以前に離乳食の材料として使用する場合は加熱して調理しましょう。なお、はちみつは、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、同じく1歳までは使用しないように注意してください。

離乳を開始してから約1か月間は、離乳食を1日1回与えて、母乳や育児用ミルクは、お子さんが欲しがるだけあげます。

離乳食が1日2回になったら、離乳食後に母乳や育児用ミルクを与えて、離乳食とは別に母乳はお子さんが欲しがるままあげてください。育児用ミルクは1日3回程度にしましょう。

パパやママにとって、慣れない離乳食は大変に感じるかもしれません。初めは上手に離乳食を食べてくれなくても大丈夫。なかなか離乳食が進まない場合は、食材の大きさや固さを見直してみましょう。何よりも、パパとママも楽しみながら、「食べることは楽しい」ことを伝えてあげられる時間になるとよいですね。

育児用ミルクの「雪印メグミルク ぴゅあ」およびフォローアップミルクの「雪印メグミルク たっち」を使った離乳食のレシピを離乳期ごとにご紹介しています。