混合育児(栄養)ってなに?~母乳・混合・ミルクの割合~

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赤ちゃんにはできるだけ母乳を与えたいけれど、母乳が足りないときもあるもの。そんなときにミルクで補う混合育児を検討しているママもいるでしょう。そこで今回は、混合育児とはどういうものなのか、そのメリットやデメリット、注意点なども含めて詳しく解説します。
*専門用語では「混合栄養」といいますが、この記事では一般的に使用されている「混合育児」と表記しています。

混合育児とは?

混合育児とは、母乳の分泌不足やママの疲労、健康上の理由など、何らかの理由で母乳を十分に与えられないときに、母乳とミルクの両方で育児をすることをいいます。混合育児には、母乳を飲ませた後にミルクを追加する方法のほか、母乳とミルクを交互に与える方法や母乳の分泌が悪い夜間のみミルクにするなど、母乳の出る量やタイミング、赤ちゃんの飲む量などを考慮してさまざまな方法があります。

どのような方法であっても、授乳を通した健やかな親子関係づくりが大切です。授乳中は、しっかりと赤ちゃんを抱いてあげて、目と目をあわせて優しく声をかけてあげましょう。

混合・母乳・ミルクの割合は?

授乳期のママの母乳育児・混合育児・ミルク育児の割合はどれくらいなのでしょうか。

厚生労働省が10年周期で実施している「乳幼児栄養調査」によると下表に示すように、生後1か月での母乳育児の割合は50%を超え10年前より増加しています。混合育児の割合は増減を繰り返しますが、50%前後となっています。一方、ミルク育児は40年間で減り続け、今はわずか4%ほどとなりました。

昭和60年〜平成27年 乳児の栄養状況(生後1か月児)(※1)
   昭和60年
(1985年)
  平成7年
(1995年)
 平成17年
(2005年)
 平成27年
(2015年)
 母乳 49.5%    46.2%        42.4%  51.3%
 混合  41.4%  45.9%  52.5%  45.2%
 ミルク  9.1%  7.9%   5.1%  3.6%
また前述の乳幼児栄養調査で、最新の生後1か月と3か月を比較すると、母乳育児はやや増加、混合育児は減少、ミルク育児は増加することがわかります。また、混合を含めると、母乳を飲ませている割合は生後1か月では96.5%、生後3か月では89.8%ととても高率であることがわかります。
平成27年 生後1か月と生後3か月の乳児の栄養状況(※1)
   生後1か月    生後3か月
母乳 51.3%  54.7%
混合 45.2% 35.1%
ミルク 3.6% 10.2%
生後1か月頃は混合育児をしているママも、生後3か月頃になると母乳育児、ミルク育児の割合が多くなり、その分、混合育児の割合が少なくなっていることがわかります。

混合育児のメリット・デメリット

では、混合育児にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。順にみていきましょう。

●メリット

・母乳が足りないときに赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませられる

母乳の分泌が足りないときでも、ミルクで足りない分を補うことができ、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませることができます。

・ママの負担を軽減できる

完全母乳育児の場合、赤ちゃんが欲しがるだけ、何回も授乳しなくてはならず、ママの負担が大きくなります。夜間だけでもミルクにすることで、次の授乳まで時間をあけることができママの体の負担を軽減できます。

・ママの具合が悪いときでも大丈夫

もしもママが熱を出して起き上がれなかったり、特定のウイルス感染症などで医師から授乳の中止を指示されたときでも、混合育児ならすぐにミルクを授乳できます。なお、新型コロナウイルスは母乳を介して乳幼児に感染する確率は低いと考えられていますが、授乳時の接触・飛沫感染のリスクもあるため、ご家族や医療機関の医師等に十分に相談の上、判断してください(※2)

・もし離乳食がなかなか進まなくても栄養のバランスが取れる

母乳育児の場合、生後6か月の時点で鉄欠乏を生じやすいとの報告があります。これは母乳に含まれる鉄が少ないため、赤ちゃんは胎内で蓄えた鉄を利用するのですが、6か月頃には蓄えが減ってしまうことによると考えられています。生後5か月頃から離乳食を始めることで鉄を補っていくのですが、なかなか思うように離乳食を食べない赤ちゃんもいることでしょう。
このように高月齢になっても母乳ばかり飲んで離乳食が進まないときに起こりがちな栄養素の不足が心配でも、ミルクには鉄が含まれているため、栄養のバランスが期待できます。

・パパも授乳に協力できる

ミルクであればママでなくても授乳できるので、パパや家族が授乳する環境をつくれます。いつも赤ちゃんと一緒にいるママですが、赤ちゃんを預けて、気分転換に外出しやすくなるのもメリットです。
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●デメリット

・ミルク代がかかる

完全ミルク育児ほどではありませんが、ミルク代や哺乳びん代、哺乳びんの消毒グッズ代などの費用はそれなりにかかります。特にミルクメインの混合育児の場合はミルク代が大きくなります。

・手間がかかる

ミルクを作る作業や哺乳びんの洗浄、消毒などに手間がかかります。また、外出時にはミルクや調乳グッズを持ち歩く必要があり、荷物が増えます。

・ミルクを足す量がわかりにくい

母乳の後にミルクを足す場合、母乳をどれくらい飲んだか見た目で分からないため、ミルクを足す量を判断しにくいということがあります。

・母乳、ミルクを飲まなくなることがある

赤ちゃんが哺乳びんに慣れると、おっぱいからの授乳を嫌がる乳頭混乱を起こすことがあります。また逆に、ママのおっぱいからの授乳のほうが好きで、ミルクを飲まないこともあります。

混合育児で育てるときの注意点

哺乳びんの乳首とおっぱいでは、乳汁の出方や乳首の感触、赤ちゃんに必要な吸う力などが異なります。母乳よりも哺乳びんのほうが吸いやすく楽に飲めてしまうと、赤ちゃんは楽なほうを選び、おっぱいからの授乳を嫌がる「乳頭混乱」を起こすことがあります。できるだけ、赤ちゃんに母乳を飲んでもらえるように、ママの乳首のマッサージをして、赤ちゃんが吸い付きやすくするなど工夫してもよいでしょう。

特に、母乳とミルクを交互に与える場合、母乳の授乳回数が減ることで、母乳分泌が悪くなってしまい、母乳育児を続けるのが難しくなることがあります。母乳の分泌が減らないように、授乳時間でなくてもママの乳首を数分間刺激するなども一つのアイデアです。

また、ミルクの使用方法や飲み残し、作りおき等の取り扱いに十分に気をつけましょう。

まとめ

混合育児は母乳育児とミルク育児のメリットを同時に得られますが、赤ちゃんが乳頭混乱を起こすなどのデメリットもあります。どの授乳方法でも、こうでなくてはいけないという決まりはありません。ママは頑張り過ぎず、大らかな気持ちで、赤ちゃんの様子を見ながら、自分なりの方法で混合育児を進めていくとよいでしょう。
【参考文献】公益財団法人 母子衛生研究会「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き」

※1 厚生労働省「乳幼児栄養調査(平成27年)」より引用 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/83-1.html

※2 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」より引用 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q6-7

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