特別企画!牛乳パックを親子で楽しもう。

パラボラ紙とんぼ&牛乳パックシューターぱらぼらかみとんぼあんどぎゅうにゅうぱっくしゅーたー

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難易度:(小学校中・高学年程度)

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体育館の天井まで飛ぶことがあるので、広い場所で周囲の安全を確認して飛ばして遊ぼう。

使うもの(つかうもの)

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  • ○牛乳パック(1000ml)1こ

    ※紙パックはあらって、かわかしておく。

  • ○たこ糸20号(太さ2mm)1.1m

  • ○ストロー1本

  • ○竹ぐし(曲がりのないもの)(太さ2.5~3mm)18cm

  • ○もめん糸

  • ○はさみ、またはカッター

  • ○定規(じょうぎ)

  • ○コンパス

  • ○養生(ようじょう)テープ、またはポリプロピレン透明梱包(とうめいこんぽう)テープ

  • ○セロハンテープ

  • ○両面テープ(りょうめんテープ)

  • ○瞬間接着剤(しゅんかんせっちゃくざい)

  • ○千枚通し(せんまいどおし)

  • ○油性(ゆせい)黒フェルトペンなど

  • ○紙ヤスリなど

  • ○はりがね(太さ0.7mm)30cm

  • ○輪ゴム(わごむ)

注意
(ちゅうい)
はさみやカッター、千枚通し(せんまいどおし)などをつかう時は、ケガをしないようじゅうぶん注意してください。

作り方(つくりかた)

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  • 1

    牛乳パックは開いて、図面(ずめん)を書き写して、切り取ります。

  • 2

    牛乳パックシューターを作ります。
    〈1〉で切り取った〈A〉を、油性(ゆせい)フェルトペンなどを利用(りよう)して丸め、内径(ないけい)が1.5cmの円筒(えんとう)を作ります。輪ゴム(わごむ)で円筒を巻き締めて(まきしめて)、図の部分を養生(ようじょう)テープなどで、しっかりと止めます。

  • 3

    〈1〉で印をつけた〈h〉は、千枚通し(せんまいどおし)で、内側(うちがわ)までしっかりと穴を開けます。
    反対側(はんたいがわ)の、上から2cmのところにまで、貫通(かんつう)させます。

  • 4

    はりがねを半分に曲げて、たこ糸をはさみ、〈h〉と〈i〉の穴に、たこ糸を通します。
    切り込みから下の部分に、たこ糸が上下にらくに動く(うごく)程度(ていど)にはさみ、ぐるぐると養生テープなどで、しっかりとめます。
    ※遊ぶ時に、たこ糸でヤケドをしないためです。しっかり止めましょう。
    〈i〉の先から出したたこ糸は、輪(わ)を作ってむすびます。

  • 5

    ストローは、一方は5cmのところで折り曲げ、〈4〉のもう一方のたこ糸をむすび、セロハンテープでとめます。
    反対側は3cmで曲げて、セロハンテープでとめます。
    ※ストローは、牛乳パックシューターの円筒の中から、たこ糸を引き出すのに使います。

  • 6

    〈B〉を図のように折って、両面(りょうめん)テープで〈4〉にはり付けます。
    〈B〉のことを、牛乳パックシューターのフックと呼び(よび)ます。

  • 7

    羽(はね)を作ります。
    〈D〉は、長い辺の中心(ちゅうしん)を書き入れます。
    短い辺は、1cmずつの線を書き入れます。
    〈C〉の型紙(かたがみ)を、図のようにあてて、印をつけて、曲線(きょくせん)にそって切り取ります。

  • 8

    〈7〉に〈E〉を、両面テープで、両面にはり付けます。
    次に〈F〉も同じように、両端(りょうはし)にはり付けます。

  • 9

    〈8〉にそれぞれ0.3cmの切り込みを入れます。
    ※切り込みの長さは、切りすぎないように、注意(ちゅうい)しましょう。
    安全のため、四隅(よすみ)を丸く切ります。
    中心には、竹ぐしを通す穴を開けます。

  • 10

    竹ぐしは、端(はし)から12.8cm、1.4cm、0.7cmのところに印を付けます。

  • 11

    〈9〉に竹ぐしを〈あ〉の印までさし込みます。
    コップなどにのせて、バランスを見ます。バランスが悪い場合は、下になった羽の先を、はさみで少しずつ切って、調整(ちょうせい)します。
    バランス調整後、瞬間接着剤(しゅんかんせっちゃくざい)を使って竹ぐしと羽(表面と裏面)を接着します。

  • 12

    羽から竹ぐしの〈い〉の間に、もめん糸のずれ落ちないように、セロハンテープをまきます。〈う〉の印でカットし、ケガをしないように、竹ぐしの両端とも、紙ヤスリなどで丸めておきます。

  • 13

    左の写真のように、羽をそらせます。

  • 14

    〈G〉の型紙に糸をまきつけ、たるみのないようにきつくしばって、8.6cmの輪を2こ作ります。

  • 15

    〈14〉の糸を、羽の切り込みにひっかけて、左右(さゆう)の羽を、上に引き上げます。

  • 完成

    公園(こうえん)などの広い場所で、周りの安全(あんぜん)を確認(かくにん)してから、遊びましょう。

遊び方(あそびかた)

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  • 牛乳パックシューターのたこ糸の輪から6cmの所に、黒いフェルトペンで印をつけ、そこまで引き出します。
    ストローを筒の上から入れて、たこ糸をひっかけて、引き出します。
    たこ糸を時計回りにひねり、牛乳パックシューターのフックにかけます。
    ※たこ糸は、時計回りにひねらないと、紙とんぼは飛びません。
    パラボラ紙とんぼの軸(じく)をねじった輪(写真のところ)にさし込んだら、フックからたこ糸を外します。
    〈h〉の穴から出ているたこ糸の輪を少し引っぱって、カチッと止まったら、準備完了(じゅんびかんりょう)です。
    たこ糸でヤケドをしないように、牛乳パックシューターの下の方をしっかりにぎり、たこ糸の輪に指をひっかけて、羽が回り出すまでは、ゆっくりと引き出します。羽が回りだしたら、強く引っぱりましょう。

牛乳パックなどのエコ素材を再利用して「エコ紙とんぼ」を作り、「もの作り」の楽しさを子供達に伝える活動をしている「エコ紙とんぼ協会」松戸代表の清水哲男様のオリジナル作品を参考にしました。