ゴルゴンゾーラGorgonzola:英語・仏語・伊語表記


チーズの種類 | 青カビタイプ |
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原料乳 | 牛乳(殺菌乳) |
原産国・地域 | イタリア |
見た目の特徴 | 表皮はザラザラして湿っている。クリーム色の中身全体に青カビが広がっている。 |
味の特徴 | 芳醇な甘みのなかに、ほどよい青カビの刺激。 |
熟成期間 | 最低50日間 |
固形分中乳脂肪 | 最低48% |
ゴルゴンゾーラとは
ゴルゴンゾーラは、ブルーチーズ(青カビタイプ)の一種で、イタリアの代表的なチーズの一つです。
世界三大ブルーチーズとしてフランスのロックフォール、イギリスのスティルトンと並んで広く知られています。
薄黄色のやわらかなチーズに青カビが筋状に入っていて、なめらかでほどよい青カビの刺激があります。
1996年6月12日、イタリアの原産地名称保護制度(DOP:Denominazione d´Origine Protetta(を取得し、法律的に生産地域が限定されています。
冷蔵庫で保存するときは、他のものに青カビが移らないように密封して保存しましょう。
- ゴルゴンゾーラの製法と産地について
- ゴルゴンゾーラの食べ方
チーズコラム
気の置けないイタリアンブルー

ゴルゴンゾーラはイタリアを代表するチーズのひとつ。フランスのロックフォール、イギリスのスティルトンと共に三大ブルーチーズに数えられる。風格ある大理石模様で刺激に満ちた個性派のロックフォール。スティルトンは甘味と苦みの混じり合った、老練な紳士を思わせる。そこへゆくとゴルゴンゾーラは青カビの刺激はやさしく、ほんのりと甘味と芳香があって、親しみやすいイタリアーノといった感じがする。口当たりはねっとりとしていて、塩加減も控えめだ。このチーズの故郷はイタリア北部ポー河流域の村。夏の間アルプスで過ごした牛が里へ戻る道すがら疲れを癒したのがこの辺りで、その牛達の乳で作ったのがこのチーズのはじまりらしい。そのまま食すのもいいが、パスタやリゾットのソースにするとまた絶品だ。写真のメニューは生クリームを温めてチーズを加え、ペンネにからめたもの。
Photo:K.Nakazato Text:S.Ishi
おすすめレシピ

パスタと合えて
オリーブオイルをからめたショートパスタに、ゴルゴンゾーラ ドルチェ、マスカルポーネを合わせて。
お好みで、くるみ・すり下ろしたレモンの皮・黒胡椒をふりかけて。
ゴルゴンゾーラにおすすめのワイン
チーズのタイプ | 相性のよいワインのタイプ |
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カビ+青カビ |
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コクの強いもの |
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