
牛さんのミルク(生乳)、牛乳のほかにどんな食べ物になるのか知っているかな?
ヨーグルトやチーズなど、いろいろな乳製品に生まれ変わるんだよ。
詳しく見てみよう!
牛からしぼったままの殺菌していないミルクを「生乳」っていうんだよ。
生乳を殺菌してから、発酵させたり、凝縮したり、分離させることによってヨーグルトや、チーズ、バターなど様々な乳製品に生まれ変わります。
一本の木に果実がたわわに実るように、ミルクの栄養はチーズやヨーグルトをはじめ様々な乳製品となって、私たちの食卓に素晴らしい果実をもたらしてくれるんだよ。

どんな商品に生まれ変わるのか、見てみよう!
牛乳

一般的に牛乳と呼ばれる、店頭に並んでいる商品には、乳脂肪率のちがいや配合原料の有無などのちがいで、「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令(乳等命令)」によって、「牛乳」や「低脂肪牛乳」「加工乳」など、いくつかのタイプに分類されているよ。
牛乳類の成分規格表
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| 種類別 | 使用割合 | 成分 | 衛生基準 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 乳脂肪分 | 無脂乳固形分 | 細菌数(1ml中) | 大腸菌群 | |||
| 牛乳成分のみ | 牛乳 | 生乳100% | 3.0%以上 | 8.0%以上 | 5万以下 | 陰性 |
| 成分調整牛乳 | – | |||||
| 低脂肪牛乳 | 0.5%以上 1.5%以下 |
|||||
| 無脂肪牛乳 | 0.5%未満 | |||||
| 加工乳 | - | - | ||||
| 乳飲料 (牛乳成分+乳製品以外のものを加えたもの) |
- | 乳固形分3.0%以上 | 3万以下 | |||
消費者庁 乳等命令より
チーズ

チーズには、ナチュラルチーズとプロセスチーズがある、ということは知っているかな。ナチュラルチーズは、さらに、原料や作り方などのちがいによって、7種類のタイプに分けられているよ。
ナチュラルチーズ







プロセスチーズ

ヨーグルト

乳酸菌などの力をかりてミルクを発酵させて生まれるヨーグルト。
食べるタイプのヨーグルト、ドリンクタイプ、フローズンヨーグルトなどがあるよ。
食べるタイプ

ミルクを乳酸菌などで、発酵させたものをプレーンヨーグルトというんだよ。寒天などで固めたハードヨーグルト、フルーツを加えたデザート感覚のソフトヨーグルトもあるよ。
ドリンクタイプ

発酵後、固まったヨーグルトをかきまぜて、液状にしたドリンクヨーグルト。果汁などを加えることもあるよ。
フローズンタイプ
フローズンタイプのヨーグルトはヨーグルトをアイスクリームのように凍らせたものだよ。凍結していても、規格で定められた数の乳酸菌(1,000万/ml)は生きたままだよ。
バター

生乳からクリームと水分を分離する、そのクリームを撹拌し脂肪同士をくっつけ練り上げる工程を経て作られます。脂肪をくっつけて固まりにするという、その基本となる製法は、何千年も昔から変わっていないんだ。

家庭で一般的に利用されているのは「有塩バター」。バターを作る工程で、食塩を加えられているので風味も増し、保存性も高まるんだ。食塩を加えていない「食塩不使用バター」はお菓子やケーキ作りによく使われているよ。
「発酵バター」というのは、乳酸菌で発酵させたクリームを原料にしたバター。ほのかにヨーグルトのような香りがあり、ヨーロッパではこのタイプのバターが一般的なんだよ。
粉乳

牛乳から水分や脂肪分を取りのぞくと、粉になるよ。
水分だけをのぞいたのが全粉乳。脂肪分をのぞいたのが脱脂粉乳(スキムミルク)。そのほか、たんぱく質成分や脂質成分、ビタミン・ミネラルを調整した、赤ちゃんに欠かせない調製粉乳もあるよ。
クリーム
お菓子やケーキ作りに大活躍のクリームは、「乳等命令」で、「生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」と定義されていて、その脂肪分は18%以上と決められているんだ。
つまり、クリームとは生乳を分離して脂肪分が多い部分を取り出したものだよ。
練乳

練乳にも、糖分が入っている加糖練乳と入っていない無糖練乳などがあるよ。よくチューブ入りで売られている練乳は、加糖タイプ。一般的に、いちごやかき氷、お菓子づくりの材料に使われているよ。
まとめ
牛からしぼられた生乳からは、牛乳をはじめ、バター、チーズ、ヨーグルト、スキムミルク、赤ちゃん用の育児用粉ミルク、練乳、アイスクリームなど多くの乳製品が作られているんだよ。
食生活に欠かせない、とても貴重な食品の一つだよ。
みんなのおうちでは、牛乳のほかにどんな乳製品があるかな。ぜひ調べてみてね。