CHEESE in the world

Nordic

デンマーク、ノルウェー

ヨーロッパの北に位置する北欧諸国。
デンマークやノルウェーなどは酪農が盛んな地域で、世界各国に輸出される知名度の高いチーズや、その土地ならではの特長あるチーズもあります。
ここではどんなチーズが作られているのでしょう?

北欧諸国生まれのチーズ

  • サムソー

日本に早くから輸入され、ピザなどに使われているデンマークの代表的なチーズ。マイルドでクセがない味わい。

  • マリボー

サムソーと並んでデンマークを代表するチーズの1つ。名前はローランド島の町「マリボー」からつけられました。

  • イェトスト

塩キャラメルのような甘さがあり、ねっとりした口当たり。キャラメル色でつやつやしている。

北欧諸国生まれのチーズを使ったレシピ

チーズ豆知識

主婦もチーズ作りを行っていた!

今から1世紀ほど前まで、ヨーロッパの国々においてチーズ作りは主婦の重要な仕事のひとつと考えられていました。大型のチーズ作りは男性が行っていましたが、屋内でできる小型のチーズ作りは女性に適していたようです。
フランスのチーズの中でもひときわ有名なカマンベールを作ったのはノルマンディ地方のカマンベール村の主婦だったといった話や、世界三大ブルーチーズのひとつイギリスのスティルトンや、デンマークで最も古いチーズであるハバーティも農家の主婦が作り出したチーズであることからも、チーズづくりにおける主婦の実力が伺えます。
数千年の歴史を持つチーズは、ヨーロッパ各地の庶民たちの手によって次々と生み出され、長い間伝統的な製法が守られてきました。ヨーロッパの人々にとって、チーズはまさに生活に欠くことのできない存在と言えます。

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