シャビシュー・デュ・ポワトー - チーズの名称【チーズ辞典】:チーズクラブ

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シャビシュー・デュ・ポワトー

チーズの名称では、いろいろなチーズの原産国や特徴、食べ方などを紹介しています。

シャビシュー・デュ・ポワトー

その他の表記・呼ばれ方
  •  シャビシュー・デュ・ポワトゥー
  •  シャビ

英語・仏語表記:Chabichou du Poitou

種類:シェーブルタイプ

乳種:山羊乳


シャビシュー・デュ・ポワトーとは

「シャビ」の愛称で親しまれる「シャビシュー・デュ・ポワトー」は、フランスのポワトゥー地域で生まれたチーズで、シャビシューのシャビ(Chabi)は、アラビア語で「山羊」を表す言葉シェブリ(Chebli)が変化したのではないかと言われています。
8世紀にアラビアから侵攻してきたサラセン軍がトゥール・ポワティエの戦いで、カール・マルテル軍に敗戦した後に、この地に残り、山羊を飼育しチーズ作りを行なったのが起源とされています。
外皮は薄く、熟成すると白い生地にグレーとブルーのカビがひろがります。中身は白く均質できめが細かくしっかりしていて、熟成が進むとさらに組織がしまります。ほどよい酸味とかすかな甘みが絶妙な味わいです。
1990年にAOC(原産地統制名称制度)を取得しました。
※AOCは2009年にAOP(EU統一の原産地呼称保護)に移行しました。


シャビシュー・デュ・ポワトーの製法

温めたミルクに乳酸菌、レンネット(凝乳酵素)を加えることにより、カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固します。その凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去し、型詰め後、2〜3週間熟成させます。


シャビシュー・デュ・ポワトーの産地

フランスの中西部のポワトゥー・シャラント圏で作られているチーズです。
この地方は石灰岩平野と沼が多く、豊かな土壌ではなかったため、やせた土地でも育てやすい山羊の飼育が根づき、そのミルクを使ったチーズ作りも盛んになったようです。

チーズの産地 ロワール地方


シャビシュー・デュ・ポワトーの食べ方

白い中身は、若いときは固く歯ごたえがあり、味も初めはマイルドですが、熟成が進むと、ナッツの風味と刺激のある味わいに変わります。
中身が締まってもろく崩れやすくなる頃が食べ頃です。薄くスライスしたバケットにはちみつや、無塩バターと一緒にのせて。サラダに入れて、ローストした松の実、レモン汁、オリーブオイルをかけるのもいいでしょう。
熟成が進んだものは、チーズケーキに入れたり、ミルクでのばして野菜にかけるソースにすると、ひと味ちがう風味が加わり楽しめます。

<簡単レシピ>
・はちみつをかけて
・イチジクと合わせてオードブルやデザートに

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