今月の
エッセイ

4

2019

料理は限りなく楽しい
はるみカフェと名前をつけて
毎日スタッフでお茶を囲みます

私はコーヒーというとカフェオレを飲むことが多くて、とくにコーヒー党というわけではなかったのですが、あるきっかけで豆や淹れ方にこだわるようになりました。じつは昨年、少しの間ですが入院したことがありました。無事退院した日、なにか楽しくなることを新しく始めようと思い、いつも仕事をサポートしてくれるスタッフのために「はるみカフェ」を開くことにしました。キッチンのテーブルや家具もみんなで大移動して新しいレイアウトに変えました。そこで私がコーヒーをていねいに淹れ、みんなでお茶の時間を楽しんでいます。おやつはそのときどきで、試作を兼ねたプリンだったり新しいクッキーやケーキだったり。「はるみカフェ」を始めてから新しいおやつ作りを積極的にするようになり、新しいレシピも生まれています。私はコーヒーを淹れるのにこれまではコーヒーマシーンを使っていましたが、これを機会に豆のことやドリップでの淹れ方も覚えました。楽しみながら毎日淹れていたら、すっかり上手になりました。大好きなカフェオレも温めたミルクと濃いめに淹れたコーヒーをカップに注いで合わせると格別おいしく感じます。