調査ファイル(「雪印北海道100 カッテージチーズ」):チーズクラブ

チーズクラブ

調査ファイル

ターゲット:
「雪印北海道100 カッテージチーズ」
「雪印北海道100 カッテージチーズ うらごしタイプ」

ナゾの生い立ち、ナゾの人気。
知ってるようで意外としらない
「雪印北海道100 カッテージチーズ」
の素顔に迫るぞ!

雪印北海道100

北海道にこだわって、北海道産の生乳を100%使用して創り上げた、日本人の味覚に合ったチーズです。

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ナゾの誕生秘話とは?

なんと、生まれた場所はイエス様と同じ!?

世界には、その国を代表する有名なチーズが存在してるよね。イタリアにマスカルポーネあり、ドイツにクワルクあり、フランスにフロマージュ・ブランあり。ではアメリカには・・・?「雪印北海道100 カッテージチーズ」あり!なのさ。知ってた?
ということで、今回の調査ターゲットは「雪印北海道100 カッテージチーズ」。

まずはカッテージチーズの生い立ちから探ってみよう。カッテージチーズは、イギリス、またはオランダで作られたといわれています。農家や家庭で手軽に作られてたんだって。そして、その後、アメリカに移民した人々がその製法を持ち込み、広まっていったらしいよ。当初は、アメリカの田舎の小屋で作られていた。だから名前もそのまんま「カッテージ(小屋)=Cottage」と。なんともアメリカらしいおおざっぱさではないか。

工業的な製造がはじまったのは1915年頃。以来、国の主要食品になるほど成長を続け、世界的にメジャーなチーズになっていったんだ。

でも、どうして小屋で作っていたようなマイナーなチーズがアメリカの代表選手になったのか。考えられる理由のひとつには、カッテージチーズの製法のシンプルさにある(これは後で説明するよ)。
もうひとつの理由として・・・カンの良い諸君ならもうお分かりであろう。そう、カロリーの低さ! これが最大のポイント。世界の中でも立派な体格の方が多いアメリカでは、ダイエットへの関心が非常に高い。食べたい、でも太りたくない。しかし健康のためにはタンパク質をバッチリとらなきゃ。さてどーする? そんな時に救世主登場! 牛乳のクリーム分を使用しない「雪印北海道100 カッテージチーズ」は、理想的なヘルシー食品だったというわけだ。

では、アメリカで人気を博したチーズがどうやって日本に渡ってきたか。というより、雪印メグミルクで「雪印北海道100 カッテージチーズ」を製造するようになったいきさつは・・・? 実は残念なことに、最初に手がけた人のデータがナッシング。気がついたら存在していたんだってさ。チーたんが推測するに、きっとアメリカへ視察に行ったMr.Snowbrandが、当地でのカッテージチーズの人気とおいしさにびっくりして、帰国後にすぐさま開発をしたんだろうね。
というように、「雪印北海道100 カッテージチーズ」誕生の真相はナゾに包まれたままだ。そして、さらにナゾがあるんだな。日本で「雪印北海道100 カッテージチーズ」の知名度はかなり高いよね。チーズ好きは知ってて当然、そうでなくとも「あのポロポロしたお豆腐みたいなヤツでしょ」くらいの知識はある人が多い。

しか〜し、このチーズ、これまで特に派手なPRをしたことがない。にもかかわらず認知度が高く、しかも日本各地に「雪印北海道100 カッテージチーズ」の超ヘビーファンが存在しているんだって。不思議だあ! もちろん、おいしさとヘルシーさに惹かれてのことだろうけど、ディープな人気を誇るナゾに満ちたチーズなのだ。

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食す方法を探れ

アメリカの代表選手は、日本のキッチンの救世主!

ナゾだらけのカッテージチーズだけど、その作り方はとっても明快。製造方法を説明しよう。
まず、牛乳からクリーム分を除いた脱脂乳に乳酸菌を入れて酸性にし、レンネット(酵素)を加える。そして、ホエイ(水分)とカード(固形分)に分離したら出来上がり!
このシンプルな製法。牛乳にレモンとか酸を加えると分離するよね、それと同じことをしているだけ。このシンプルさ故に、遠く故郷を離れチーズ恋しいアメリカ移民たちが、小屋で作ることができたってわけさ。
「雪印北海道100 カッテージチーズ」はポロポロしたままのタイプと、それを裏ごししてあるクリーミーな「雪印北海道100 カッテージチーズ うらごしタイプ」の2種類がある。
ではここで、「カッテージチーズ」にあまり馴染みのない方に食べ方をご紹介しよう。クセがなくてヘルシーだから、サラダをはじめ、驚くほどいろいろな料理に使えるんだ。「うらごしタイプ」はベークドチーズケーキなどのお菓子作りに最適だよ。

  • サラダのトッピングに、ほうれん草のおひたしのトッピングに。
  • ベーグルにフルーツと一緒にはさむ。
  • ハンバーグ、シチュー、カレーに混ぜる。
  • ハチミツやメープルシロップをかけてデザートに。
  • 大葉にくるんで。
  • ベーコンを巻いて爪楊枝を刺して焼く。
  • 餃子の皮に包んで揚げる。
  • ごまペーストやマヨネーズと混ぜてディップにして、野菜をつける。
  • ちりめんじゃこと大根おろしと混ぜて醤油をちらり。
  • パン生地に混ぜて焼く。

もう紹介しきれないほど色々なバリエーションがあるよ。冷蔵庫に常備しておけばちょっとした箸やすめに、お酒のおつまみに、きっと助かるはず。「雪印北海道100 カッテージチーズ」はキッチンの救世主でもあるのだ!

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おまけ:日本でもやっぱり小屋育ちだった。

気がついたら存在していたとはいえ、わずかな記録はあるようで、雪印メグミルクでも昔、カッテージチーズを群馬工場の一角・・・まさに小屋のようなところで作っていたんだって。もちろん手作業で。そして、現在でもその製造工程はかなり手作りに近いものであるという。だから一気に大量生産というわけにはいかないんだ。ずっと愛してくれているコアなファンのため、そして新たなファンのため、「雪印北海道100 カッテージチーズ」よ、永遠なれ!と、チーたんは願うね(くぅー、なんてかっこいいんだ)。

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