フレッシュタイプ

モッツァレラ

Mozzarella:英・仏・伊語表記
食べやすさ
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モッツァレラは白く丸い形状のチーズです。見た目は表面がツルツルと滑らかで、よく「つきたてのお餅のよう」と表現されます。押すと少し弾力があります。熱を加えるとトロリとして、モッツァレラ独特の糸引きが楽しめるので、ピザやグラタン等の加熱料理にもおすすめです。

モッツァレラは元来、南イタリアで飼われていた水牛の乳から造られたのが始まりとされています。
水牛乳を使い、D.O.P(イタリアの原産地名称保護制度)指定産地内で生産されたものを「Mozzarella di Bufala Campana(モッツァレラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ)」と呼び、区別しています。

原料乳 水牛乳、牛乳
その他の名称 モッツァレッラ、モザレラ
見た目の特徴 真っ白で丸い形状。断面には、繊維状の組織が見える。
味の特徴 ミルクの甘みと酸味がある。加熱すると繊維状によく伸びる。
固形分中乳脂肪 約50%

フレッシュタイプのチーズとは?

モッツァレラチーズは、カードと呼ばれる固まった乳に熱湯を注いで練り上げ、引きちぎって成型するパスタフィラータ製法が特徴です。モッツァレラという名前は、「ちぎる」という意味のイタリア語モッツァーレからきており、この製法が名前の由来となっています。
モッツァレラの原産はイタリア南西部のカンパーニァ州で、水牛乳から作られました。本来は濃厚な水牛乳だけで作られていましたが、現在は牛乳で作るものが多く、世界中で作られています。

ナポリ名物のピッツァ・マルゲリータには欠かせないチーズです。

モッツァレラは、そのまま食べると軽い歯ごたえと弾力があります。クセのないフレッシュなミルクの甘みが特徴です。お刺身のように、わさび醤油やゆず胡椒、ゴマドレッシングでモッツァレラを食べても美味しいです。
鮮度がおいしさを左右するので、なるべく早めに食べましょう。また、モッツァレラは、熱を加えると非常によく伸びるので、ピザやグラタン等の加熱料理にもおすすめです。

相性がよいワイン

チーズのタイプ:プレーン
  • 辛口~甘口の軽めの白ワイン
  • 辛口~甘口のロゼワイン
    (オードブルには辛口、デザートには甘口)
  • スパークリングワイン

このチーズを使ったレシピ

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