ボーフォール - チーズの名称【チーズ辞典】:チーズクラブ

ボーフォール

チーズの名称では、いろいろなチーズの原産国や特徴、食べ方などを紹介しています。

ボーフォール

その他の表記・呼ばれ方
  •  ボーフォール

仏語表記:Beaufort

種類:ハードタイプ

乳種:牛乳


ボーフォールとは

美食家として有名なブリア・サヴァランが「グリエールの王子」として称賛した、フランスが誇る山のチーズの一つです。さわやかな芳香があり、味わいは濃厚です。
夏期に放牧した牛の乳で作ったものは「エテ(山のチーズ)」と言われ、さらにその中でも1500メートル以上の高原牧草地で育った牛の乳で作られたものは「アルパージュ」と呼ばれ、希少なものとなります。
直径35~75cm、厚み11~26cm、重さ25~70kgの円盤型、表面は黄褐色で固くしまっており、側面にくぼみがあるのが特徴です。中身は象牙色か淡い黄色で脂気のある柔らかな組織で、レニュール(lainures)と呼ばれる水平に細い亀裂やウズラの目(yeux de perdrix)と呼ばれる小さな気孔がみられます。
1968年にAOP(EU統一の原産地呼称保護)に認定されました。

※AOPは、2009年よりAOC(原産地統制名称制度)から移行しています。


ボーフォールの製法

温めたミルクに乳酸菌、レンネット(凝乳酵素)を加えることにより、カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固します。その凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去したものを、カードといいます。調度良い状態になったカードを麻布に集め側面がくぼんだ木製の型に入れ、20時間ほど圧搾し、1日食塩水に浸し表皮を作ります。熟成は最低5カ月、摂氏10度、湿度90%以上の室内で管理され、1週間に2度以上の頻度で表面に塩をこすりつけ、反転させます。その間にガスが発生するため、ウズラの目のような気孔ができます。


ボーフォールの産地

フランス スイスとの国境近くの山岳地帯 ボーフォルタン峡谷が名前の由来となりました。

チーズの産地 フランス サヴォア地方


ボーフォールの食べ方

そのままでも、ハードチーズのおいしさを十分に味わえますが、スイスの料理、チーズフォンデュには欠かせません。火を通すと旨みが増すチーズでもあるので、グラタンやキッシュ、オニオンスープなど、様々な料理に利用されています。

保存方法
チーズタイプ別保存方法
チーズのタイプ別おすすめワイン
ビールのおつまみになるチーズ

<おすすめワイン>

チーズのタイプ 相性のよいワインのタイプ
硬質 ・辛口の白ワイン
超硬質 ・コクのある赤ワイン