牛はたくさんのエサを食べて、水を飲むので、たくさんの排泄物を出します。
これって、そのあとどうなるか知っていますか?
うんちやおしっこの量
うんちは1日に20~40キログラム、おしっこは6~12リットルも排泄します。
うんちはどうなるの?
牛のうんちは、そのまま捨てるのではなく、「堆肥」とよばれる土のもとに生まれ変わります。
まず、牛のうんちを堆肥場に集めて、牧草やおがくず(木の粉)と一緒によく混ぜます。すると、目に見えない小さな生きもの(微生物)のはたらきで、少しずつ発酵が始まります。発酵が進むと、たい肥の中はなんと80℃近くまで熱くなります。
また、発酵を進めるために、定期的にかき混ぜて空気を送り込みます。空気を混ぜることで微生物が元気にはたらき、有機物の分解がより進みやすくなります。
この力で、うんちは少しずつ分解されていきます。
少しずつ水分をとばし、3〜6か月ほど発酵させると、サラサラでにおいの少ない土のような堆肥ができあがります。

牛のうんちを集めます。

牧草やおかくずとよく混ぜます。

定期的にかき混ぜ、空気を送り込み、発酵させます。

3~6か月でサラサラでにおいの少ない堆肥になります。
この堆肥には、草や野菜が元気に育つための栄養がたくさん含まれています。堆肥でよい土ができると、おいしい草が育ち、牛はその草を食べて、おいしいミルクを作ります。 こうして、「草 → 牛 → 堆肥→ 土 → 草」と、自然の中でぐるぐるつながっているんだね!
