わたしたちにおいしいミルクを届けてくれる牛さん。毎日どんなものを食べているのでしょうか。
牛のエサ
牛のエサは大きく、「粗飼料」と「濃厚飼料」の2種類に分けられます。
粗飼料
青草や乾草、サイレージなどせんい質を多く含む飼料です。
青草
乾草
サイレージ
乾草とは?

ロール状に巻かれた牧草を見たことはありませんか?
これは、牧草を専用のトラクターで刈り取り、乾燥、水分調整をして丸く巻き取ったものです。
サイレージとは?

サイレージとは牧草やとうもろこしを乳酸発酵させたものです。
刈り取った牧草を水分調整した後、ビニールでおおい、乳酸発酵させたものをいいます。
草の生生える時期に牧草を刈り取って、乾草やサイレージにすることで、長期保存できるようになり、草の生生えない冬の時期にも草を食べられるようにしています。
サイレージの作り方
牧草を刈り取り、細かくし、空気に触れないように密封し、3か月ほど乳酸発酵させます。
草をかる
草を運び、乳酸菌を加える
草を集める
ビニールをかぶせ、密閉し発酵させる
草を乳酸発酵させるための施設である「タワーサイロ」や「バンカーサイロ」に詰め込むやり方や、ロールべーラーという機械を使って、牧草をロール状にし、ラッピングして密封させる方法もあります。
昔は、タワーサイロが主流でしたが、現在は、作業効率のよい保存方法が増えたため、あまり使われなくなっています。
タワーサイロ
バンカーサイロ
ラッピングロール
濃厚飼料
トウモロコシや大麦などの穀類、他にも豆腐、しょうゆ、ビールなどのしぼりカスなどもあります。
トウモロコシ
牛の食べ物はいろいろな種類がありますが、酪農家さんは牛にたくさんの乳を出してもらうために、調整してエサを与えています。
人間の食に例えると、牧草はご飯、穀物はおかずになります。人間も偏った食べ方をすると体調を崩してしまうこともありますよね。牛にとってもバランスのとれたご飯はとても大事なんです。