チーズとカルシウム
カルシウムの必要性
これほど食べ物が豊かになった今も、不足しているのがカルシウムです。ご存知のように、カルシウムは骨の成長にかかせない栄養素ですから、育ち盛りの子供にとって大切なのはもちろんのこと、不足すると骨そしょう症のリスクが高まる更年期以降も摂取を心がける必要があります。この大切なカルシウムを手軽においしく摂れるのがチーズなのです。
- カルシウムの働き:
- カルシウムは体内で最も量の多いミネラルで、99%は骨や歯に存在し、残りのカルシウムは血液凝固や心臓の機能、筋肉の収縮などに関与し、体内で重要な役割を担っています。
- 骨そしょう症:
- カルシウム不足から骨の密度が低下し、骨がスカスカになり、折れやすくなる病気(特に女性に多い)。
日本人女性のカルシウム摂取状況

出典:厚生労働省 「令和元年 国民健康・栄養調査」
日本人女性のカルシウム摂取推奨量

出典:厚生労働省 「日本人の食事摂取基準 (2020年版)」
一食当たりのカルシウム量比較

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)から算出
雪印メグミルク商品:当社調べ
雪印メグミルク商品:当社調べ
カルシウムの吸収率

日本栄養・食糧学会誌Vol.51(1998年)より
豆知識
カルシウムは「食べる」だけでは身体への吸収率があまりよくありません。
カルシウムの吸収をよくするポイントをお教えします!
- カルシウムの腸からの吸収をよくするビタミンD(いわし・かつお・レバー・しいたけなどに多くに含まれる)を一緒に摂取します。
- 日光の紫外線を受けると、皮膚の下でビタミンDが合成され吸収率がよくなります。
- 牛乳を飲むとMBP(ミルク・ベーシック・プロテイン)のはたらきで骨への沈着率がよくなります。
- 運動すると、骨への沈着率がよくなります。
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