モルビエ - チーズの名称【チーズ辞典】:チーズクラブ

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モルビエ

チーズの名称では、いろいろなチーズの原産国や特徴、食べ方などを紹介しています。

モルビエ

その他の表記・呼ばれ方
  •  モルビエチーズ
  •  モルビエ・チーズ

英語表記:Morbier

種類:セミハードタイプ

乳種:牛乳


モルビエとは

断面の中心に黒い線が入っている、珍しいチーズです。
これはコンテを作ったあと、鍋に残ったカードを無駄にしないようにと、鍋の外底に着いているすすを表面にまぶし、虫から守るというチーズ農家の生活の知恵から生まれたものです。翌日には、新しいカード(チーズのもと)を重ねて一つのチーズを作るのです。
現在はその意義は薄れていますが、伝統的なスタイルとして黒い線は残されており、あえて製造途中に炭を振りかけていますが、味わいにも食感にも特に影響はありません。
チーズの表面はコンテと同じく塩水で拭きます。約2ヶ月ほどで食べ頃になります。
2000年にAOP(EU統一の原産地呼称保護)を取得しました。

※AOPは、2009年よりAOC(原産地統制名称制度)から移行しています。


モルビエの製法

ミルクを温めて乳酸菌、レンネット(凝乳酵素)を加えると、カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固します。その凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去したものを、カードといいます。それをさらに粉砕・攪拌・加熱して、水分を取り除き型に詰めます。そのカードにすすをまぶし、翌日その上に、またカードを重ねます。食塩を擦り込み、表面を塩水で何度も拭きながら熟成させます。白くやわらかかった表面が、熟成が進むにつれてだんだんオレンジ色に色づいていきます。


モルビエの産地

フランス フランシュ・コンテ地方のモルビエ村から名付けられました。

チーズの産地 フランス フランシュ・コンテ地方


モルビエの食べ方

もっちりとして食べやすいチーズです。
焼いて食べるとさらにまろやかになります。

<簡単レシピ>
・溶かしてパンや野菜と一緒にグリルする
・生クリームとともにベイクドポテトのソースに
クロックムッシュ

保存方法
チーズタイプ別保存方法
チーズの切り方のコツ
チーズのタイプ別おすすめワイン
チーズのタイプ別おすすめのパン

<おすすめワイン>

チーズのタイプ 相性のよいワインのタイプ
マイルド ・辛口の白ワイン
やや熟成 ・軽めの赤ワイン