モルビエMorbier:英語表記

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チーズの種類 セミハードタイプ
原料乳 牛乳(無殺菌乳)
原産国・地域 フランス
見た目の特徴 表皮はベージュからオレンジ。断面には黄色い生地の中心に黒い線。
味の特徴 軽い甘みにやさしい果実味がある。むっちりとした食感。
熟成期間 最低45日間
固形分中乳脂肪 最低45%

モルビエとは

断面の中心に黒い線が入っている、珍しいチーズです。
大型チーズを造るには十分な量のミルクがないときに、フランシュ・コンテ地方の農民たちが考え出したチーズだといわれています。
彼らは次の搾乳までの間、カードを保護するため銅鍋(Chaudron ショドロン)の底の煤をカードの表面にまぶしておき、その上に新しく準備されたカードを重ねたので、真ん中の黒い線はそのまま残りました。
現在でも、植物性の炭を使ってチーズの中心に水平に黒い線が入るように工夫されています。
味わいにも食感にも特に影響はありません。

チーズの表面はコンテと同じく塩水で拭きます。約2ヶ月ほどで食べ頃になります。
2000年にAOP(EU統一の原産地名称保護)を取得しました。

  • AOPは、2009年よりAOC(原産地名称統制制度)から移行しています。
モルビエの製法と産地について

ミルクを温めて乳酸菌、レンネット(凝乳酵素)を加えると、カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固します。その凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去したものを、カードといいます。それをさらに粉砕・攪拌・加熱して、水分を取り除き型に詰めます。そのカードにすすをまぶし、その上にまたカードを重ねます。食塩を擦り込み、表面を塩水で何度も洗いながら熟成させます。白くやわらかかった表面が、熟成が進むにつれてだんだんオレンジ色に色づいていきます。

フランス
ジュラとドゥー両県のほぼ全域、
ジュラ県に隣接するソーヌ・エ・ロワールとアン両県の一部の指定村落

モルビエの食べ方

もっちりとして食べやすいチーズです。
焼いて食べるとさらにまろやかになります。

モルビエにおすすめのワイン

相性のよいワインのタイプ
  • 辛口の白ワイン
  • 軽めの赤ワイン

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