ライオル - チーズの名称【チーズ辞典】:チーズクラブ

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ライオル

チーズの名称では、いろいろなチーズの原産国や特徴、食べ方などを紹介しています。

ライオル

その他の表記・呼ばれ方
  •  ライヨール
  •  フルム・ド・ライオル
  •  フルム・ド・ライヨール

英語・仏語表記:Laguiole

種類:セミハードタイプ

乳種:牛乳


ライオルとは

ライオルは、フランス中南部のオーヴェルニュ地方の高地である、オーブラック高原のライオル村で作られているチーズです。かつて山の修道院の修道士たちが、牛飼いから作り方を学んだチーズだと言われています。
フランス最古のチーズとも呼ばれるカンタルとは兄弟分のような存在で、大変よく似た風味を持ちます。
表皮は厚く乾燥しており、白とオレンジ色が混ざった色をしていて、原料のミルクを生み出すオーブラック種の牛の姿が捺印されています。中身はポロポロとしています。オーブラック種の牛から取れるミルクの量は少ないので、近年は他の種の牛のミルクも原料とするようになりました。生産量が少なく、あまり流通していないので、フランス国内でも入手しにくいチーズです。
1961年にAOP(EU統一の原産地呼称保護)を取得しました。

※AOPは、2009年よりAOC(原産地統制名称制度)から移行しています。


ライオルの製法

温めたミルクに乳酸菌を加えた後にレンネット(凝乳酵素)を加えて、カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去したものをカードといいます。そのカードを加圧して水分を出し、その後細かくして加塩します。それを円筒形の型に詰めた後、さらに加圧して熟成させます。
カードを加圧する際に、カードを積み重ね、何度もひっくり返すという”チェダリング”と呼ばれる作業を行うため、チェダーの始祖とも言われています。


ライオルの産地

フランス オーヴェルニュ地方

フランスのチーズの産地 オーヴェルニュ地方


ライオルの食べ方

カンタル同様、セミハードタイプのチーズらしく、初心者でも比較的食べやすい味で、そのまま食べます。
ゆでたじゃがいもと一緒に食べることもおすすめです。
また、フランスのチーズ料理の中でも有名なオーヴェルニュ地方の郷土料理「アリゴ」を作る際、このチーズを使うことがあります。ジャガイモのピューレ・バター・熱い牛乳にチーズを加えて練り上げます。
アリゴを日本で作る場合は、日本のじゃがいもでは粘り気が少ないので、モッツァレラなどの伸びの良いチーズを加えると良いでしょう。

保存方法
道具
チーズタイプ別保存方法
チーズのタイプ別おすすめワイン

<おすすめワイン>

相性のよいワインのタイプ
・辛口の白ワイン
・コクのある赤ワイン