カンタル - チーズの名称【チーズ辞典】:チーズクラブ

カンタル

チーズの名称では、いろいろなチーズの原産国や特徴、食べ方などを紹介しています。

カンタル

その他の表記・呼ばれ方
  •  カンタル

英語・仏語表記:Cantal

種類:セミハードタイプ

乳種:牛乳


カンタルとは

フランスチーズの中で最古のチーズではないかと言われているほどの長い歴史を持ちます。同様に、世界一の生産量を誇るイギリスのチェダーチーズのルーツであるとも言われていることも、その長い歴史を物語っています。
製法がそっくりなライヨール(ライオル)やサレールとは、味や外見がそっくりと言われるほどよく似ています。
カンタルという名前で呼ばれるのは6ヵ月以上熟成させたチーズだけで、それにはアルミで作られた鑑札が埋め込まれます。
表皮は硬くゴツゴツとしていて、熟成するに従ってグレーから黄色~オレンジ色へと変化して、赤い斑点も現われてきます。
味わいは、ミルクの香りと素朴でナッツのような風味がし、酸味と複雑な香りが混ざっています。熟成が進むほど濃厚で強い風味をもち、シュワーッと発泡性の食感を楽しむことが出来るようになることもあります。
1956年にAOCに認定されました。


カンタルの製法

温めたミルクに乳酸菌を加えた後にレンネット(凝乳酵素)を加えて、カゼイン(主な乳たんぱく質)が凝固したもの(凝乳)からホエイ(乳清)を除去したものをカードといいます。そのカードを加圧して水分を出し、その後細かくして加塩します。それを円筒形の型に詰めた後、さらに加圧して熟成させます。


カンタルの産地

フランス中南部のオーヴェルニュ地方原産のチーズです。緩やかな山地であるオーヴェルニュ地方では良質のミルクが取れるため、カンタルを始めとして、さまざまな種類のチーズ作りが盛んです。


カンタルの食べ方

そのまま食べたり、サンドイッチ、ピザなどに使うのもおすすめです。
また、フランスのチーズ料理の中でも有名な「アリゴ」を作る際、このカンタルを使うことがあります。ジャガイモのピュレ・バター・熱い牛乳にチーズを加えて練り上げます。

保存方法
チーズタイプ別保存方法
チーズのタイプ別おすすめワイン
ビールのおつまみになるチーズ

<おすすめワイン>

チーズのタイプ 相性のよいワインのタイプ
マイルド ・辛口の白ワイン
やや熟成 ・軽めの赤ワイン