夏が旬のチーズ - 旬のチーズ【チーズを楽しむ・食べる】:チーズクラブ

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夏が旬のチーズ

いつ見てもショーウィンドウにおいしそうに並べられているチーズですが、気をつけて見てみると、四季折々でチーズの種類が微妙に異なっているのがわかります。
そうです、チーズにも“旬”があるんです。これからチーズを選ぶとき、お好みのチーズだけはなく、季節感を採り入れた旬のおいしいチーズも加えてみてはいかがでしょうか?

夏ならではの、冷たいビールやワインに合うチーズを召し上がれ!

モッツァレラ

<タイプ>フレッシュタイプ <産地>イタリア

写真:モッツァレラ

真っ白で弾力性のあるチーズ。その噛んだ食感と、噛むごとにミルクの甘さが楽しめる味わいがおいしさの秘密。食感を第一に楽しむなら牛乳を原料としたものを、ミルクのふわっとした甘さや味を楽しむならぜひ水牛の乳を原料としたものをお選びください。

おいしい一口メモ

こんなふうに食べてみよう!

もちろんそのまま切って食べてもおいしいのですが、ちょっと手をかけて、カプレーゼを作ってみましょう。カプレーゼは、よく冷やしたトマトとモッツァレラをそれぞれ5mmくらいにスライスして交互に並べ、塩、こしょう、オリーブオイルのドレッシングをかけるだけ。簡単ですし、冷たいビールのおつまみとして最適です。もう少し手をかけるなら、グラタンやピザ、フライにしてもおいしく召し上がれます。

ブリア・サヴァラン(ブリヤ・サヴァラン)

<タイプ>白カビタイプ <産地>フランス

写真:ブリア・サヴァラン

これも外側が真っ白で、中は非常にやわらかくペースト状態のチーズです。スッと口の中で溶けてしまうような口当たりの良さとクリーミィな味わい、さらにやや刺激的な酸味がおいしさの秘密。フランスの美食家として名高い「ブリア・サヴァラン」から名付けられたチーズとして有名ですが、まさにその味わいをお楽しみいただけます。
さっぱりとしたものを食べたいブランチには、ウエハースやちょっと甘めのクラッカーにこのブリア・サヴァランをのせて、シャンパンと一緒にお召し上がりください。コーヒーにもよく合います。

ミモレット

<タイプ>ハードタイプ <産地>フランス

写真:ミモレット

ミモレットはオレンジ色のチーズ(*)で、普通は半月状態で販売されていることが多いです。コクのあるチーズですが、熟成期間の長いものはからすみのような独特の味わいが楽しめます。薄くスライスしたものは冷たいビールに合いますし、小さく砕いたものは、舌の上でゆっくり溶かしながら食べると、冷酒のおつまみとして最適!3ヵ月ぐらいのソフトなものから、18〜24ヵ月ぐらいの硬いものまで幅広く楽しめます。

*このチーズは、「アナトー」という植物色素で色付けしているため、こうしたきれいなオレンジ色になっています。