
研究開発分野での価値創造
ミルクの新たな価値を生み出し続ける
雪印メグミルクの研究開発は、ミルクが持つ力を科学で解き明かし、「おいしさ」と「健康」を高い次元で両立させながら、牛乳・乳製品の可能性を広げ続けることを使命としています。生活者の価値観が多様化し、食を取り巻く環境が大きく変化する今、私たちに求められるのは、研究成果を論文や理論だけに留めるのではなく、確かなエビデンスと品質で裏打ちされた商品・サービスとして社会に届け、日々の暮らしに確かな価値を積み重ねていくことです。
研究開発は企業価値の源泉です。新経営計画「Next Design 2030」と連動し、重点機能性商品の成長や海外展開の強化に向けて、機能性素材、乳酸菌・ビフィズス菌の研究を深化させ、エビデンスの強化と新たな機能の探索を進めます。チーズ領域では設備投資を伴う新商品開発を加速するとともに、脱脂粉乳やホエイパウダーなど原料乳製品の高付加価値化にも取り組み、酪農乳業の持続的な発展に貢献します。弘前大学との「ミルク栄養学研究講座」では岩木健康増進プロジェクトの健診ビッグデータを活用し、牛乳・乳製品摂取と健康の関係をより精緻に解明することで、乳の価値を一層高めていきます。さらに、プラントベースフードにおいても、乳の研究で培った知見を生かし、「食の持続性」につながる商品の開発・改良と機能性研究を進めます。
長期的には「未来ビジョン2050」を見据え、健康への貢献、生産性向上、リジェネラティブな社会の実現につながるテーマへ挑戦します。フードテックを活用した新規素材開発やAIを駆使したビックデータ解析による個別化栄養の提案といった新領域にもチャレンジしていきます。そのために、社内外の連携を広げ、研究者が安心して大胆に挑める風土と仕組みを整え、研究開発の力で次の成長を確かな形にしていきます。
雪印メグミルク株式会社
執行役員 近藤 浩