「命」をつなぎ未来を育む、雪印メグミルクの特殊ミルク
「食の未来」を育む企業としての使命
厚生労働大臣からの感謝状
雪印メグミルクは、「私たちは社会課題に挑む精神で、人と自然が健やかに巡る食の未来を育んでいきます。」というステートメントのもと、社会課題への挑戦を続けています。当社は乳・乳製品の製造に加え、60年以上にわたり、特殊ミルクも提供してきました。こうした長年の活動が認められ、2022年12月に厚生労働大臣より感謝状が贈呈されました。
コーポレートスローガン「Love Earth. Love Life.」には、持続可能な未来への願いが込められています。特殊ミルクは患者様にとって「命」をつなぐ存在です。安定した供給を通じて「食の持続性」を高め、今後も、患者様やそのご家族の信頼に応え続けてまいります。
特殊ミルクとは
上段:医薬品、下段:登録品
日本では、出生後4~5日目に新生児マススクリーニング(血液検査)が実施され、この検査で先天性代謝異常が発見された赤ちゃんには、医師の指示に基づき、治療用粉ミルクである「特殊ミルク」が処方されます。この疾患は新生児約10万人に1人の割合で発症するとされ、早期発見・治療はQOL(Quality of life)の維持に欠かせません。
国内の特殊ミルクは1961年に開発が始まり、1963年に当社の前身のひとつである雪印乳業株式会社が日本初の医薬品特殊ミルクとして製造認可を受け、1966年に正式に販売を開始しました。1980年には厚生省(現在の厚生労働省)の助成事業として登録品特殊ミルクの供給体制が整えられ、国の補助金と乳業メーカーの協力により無償提供が行われています。
患者様の生活を支える、特殊ミルクの安定供給
雪印メグミルクの特殊ミルク出荷量推移
雪印メグミルクの特殊ミルクは、特定のアミノ酸および有機酸の分解が不十分な患者様のための治療用粉ミルクであり、国内に代替製品はありません。患者様は特定のアミノ酸を含まない特殊ミルクから必要なたんぱく質を摂取し、生涯にわたって食事療法を続ける必要があります。
新生児マススクリーニングが始まった1977年以降、当社の特殊ミルクは累計1,400名以上の患者様に利用されてきました。近年では、成人期や妊娠期まで食事療法を継続するケースも増えており、特殊ミルクの出荷量は年々増加しています。
当社は特殊ミルクの製造と品質の管理を徹底し、患者様の生活を支えるため、安定供給体制の維持に努めています。