価値創造のアクション

  • 健康機能の追求

トランス脂肪酸低減の取組み

おいしさと健康を両立した新しいマーガリンの開発

原料油脂の研究開発

雪印メグミルクは、マーガリン類に含まれるトランス脂肪酸を可能な限り減らすため、原料油脂の選択から加工技術の改善まで総合的な取り組みを進めてきました。

マーガリンの品質を左右するのは、口どけ、風味、塗りやすさといった使用感です。部分水素添加油脂を使わずにこれらを維持するのは長年の課題です。この課題に対し独自の乳化技術、油脂加工技術、結晶化制御技術を組み合わせて研究を行っています。その結果、家庭用マーガリン類全品で部分水素添加油脂不使用を実現しました。引き続き、風味や塗りやすさを損なうことなく、トランス脂肪酸の低減に向けた研究開発に取り組んでまいります。

香り成分の制御でよりおいしく

マーガリンの「おいしさ」を科学的に高める研究にも取り組んでいます。2025年には、マーガリンの香り成分にゼラチンがどのように影響するかを解明する研究成果を発表しました。この知見を活用することで、脂肪分が低くても香りが豊かなマーガリン類の開発に繋げていきたいと考えております。香りは食べる楽しさを左右する重要な要素であり、この研究は、脂肪分を低くすることとおいしさの両立という課題に対する新たな解決策になると信じています。

今後の展望

単なる「トランス脂肪酸低減」に留まらず、風味・塗りやすさの最適化、コレステロール低減、低い脂肪分でのおいしさの提供、国際動向を踏まえた健康とおいしさの両立こそが、これからのマーガリンに求められる価値だと考えています。これからも、科学的エビデンスに基づく食品開発を通じて、多くの方に喜んで頂けるマーガリン類を食卓に届け続けます。