牛乳パック映写機ぎゅうにゅうぱっく えいしゃき

牛乳パックは、底(そこ)から７cmのところで切りはなします。

〈A〉の底の真ん中に、虫めがねより少し小さい円を、切り抜きます。上側(うえがわ)に、虫めがねの柄(え)を差し込める幅(はば)に、切り込みを入れます。側面(そくめん)にも、3.5cmの切り込みを入れます。外側(そとがわ)の筒(つつ)の中に入れやすくするためです。

虫めがね２こを、セロハンテープではり合わせます。

虫めがねを底の内側(うちがわ)に当てて、ガムテープでしっかり固定(こてい)します。
切り込みをセロハンテープでふさぎます。

〈B〉は、切り口から４cmのところを中心に、ガムテープを巻いて補強(ほきょう)します。
切り口から４cmのところを、図のように1.5cm残して切り込みを入れます。切り込みは、片側(かたがわ)だけ１～２mmのすき間にして、フィルムをスライドさせやすくします。

懐中電灯(かいちゅうでんとう)の前方(ぜんぽう)に、気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)などを巻きつけ、〈B〉に差し込みます。
※懐中電灯が牛乳パックに、しっかりとセットできるように、折り方や厚み(あつみ)を、調整(ちょうせい)しましょう。

OHPシート(またはプラバン)は、４cmの幅に切り取ります。

真ん中の３cm幅の部分に、油性ペンで絵をかきます。

〈８〉のシートを〈６〉の切り込みに、上下を逆さ(さかさ)にして、さし込みます。

白い平面の壁(かべ)や、天井(てんじょう)をスクリーンにします。
絵がはっきり映る(うつる)ように、〈A〉を前後(ぜんご)に移動(いどう)させ、ピントを合わせます。
フィルムをスライドさせて楽しみましょう。