ワインができるまで・ボトルの形いろいろ 【ワインの基礎知識】:チーズクラブ

チーズクラブ

ワインができるまで

ワインができるまでの道のりを、製造工程を追ってご紹介します。

サントリーワインの製造工程(スティルワイン)

1.収穫

「よいワインはよい葡萄から」ー葡萄づくりはワインの生命です。温度、日照時間、水分、土壌などの自然条件のもと、おいしいワインをつくるため品質のよい葡萄を育てます。そして9 月から11 月にかけてワイン専用の葡萄を収穫します。

2.破砕

収穫した葡萄は、破砕機にかけてつぶして、果梗( 房から粒を除いた残り) をとり除きます。

3.発酵

赤ワインはつぶしてできた果汁を果皮や種子といっしょに発酵槽へ入れます。白ワインは、つぶした実を、さらに圧搾機で絞り、果汁だけを発酵槽へ入れます。( ロゼワインは、赤ワインと同じ手順で発酵させ、ちょうど液体の色がバラ色になったとき、果皮と種子をのぞいてさらに発酵を進めます。) 葡萄の果汁は酵母の働きで発酵をはじめ糖分が分解され、アルコールと炭酸ガスができます。発酵期間は10〜20日間です。

4.熟成

発酵の終わった若いワインを、樽またはタンクにつめて熟成させます。この間に香り高い熟成香が生まれ、味わいにも深みが出ます。また、貯蔵中に余分な味がつかないよう、時々下に沈んだオリを除きます( オリ引きといいます)。熟成の方法や期間は、ワインの種類や性格によって違います。

5.瓶熟

樽で熟成させたワインを瓶につめて、暗く涼しい静かな貯蔵庫で寝かせます。ワインは瓶の中でも熟成をつづける酒で、寝かせておく間に味も少しずつ変化します。しかし、この瓶熟の必要期間はワインのタイプによって大きな違いがあり、若い間に楽しむ、長い期間寝かせてやっとおいしく飲めるワインとさまざまです。

ボトルの形いろいろ

ボルドー型、ブルゴーニュ型、シャンパン型…、いろいろな形があります。

ボルドー型

ボルドー型
ワインボトルの代表的な形。肩の張っているのが特徴。メドックなど。

ブルゴーニュ型

ブルゴーニュ型
なで肩が特徴。シャブリ、ボジョレーなど。ブルゴーニュ地方の他に、コート・デュ・ローヌ地方やロワール地方でも使われている。

シャンパン型

シャンパン型
中からの圧力に耐えるため工夫された形で、ガラスも厚くガッチリつくられている。

ライン、モーゼル型

ライン、モーゼル型
なで肩ですらりと背の高いのが特徴。ラインは茶色、モーゼルは緑色なので区別ができる。

キャンティ型

キャンティ型
ころりとして丸瓶。手製のわらづとに包まれた、おなじみの型だが、最近はツトを編む人が少なくなり、次第に数を減らしつつある。

ボックスボイテル型

ボックスボイテル型
むかしの皮袋の面影を伝える美しい曲線のボトル。マテウスロゼなど。