ドイツ - チーズで世界旅行【チーズの産地】:チーズクラブ

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ドイツ

現在、チーズは世界の各地で作られていますが、その種類や食べ方は各国さまざま。そこで、各国それぞれでよく食べられているチーズや有名なチーズのエピソードなどのチーズ事情を国別にまとめてみました。
あなたがお好きなチーズはどの国のチーズ?

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ドイツ チーズ事情

やっぱりビールにソーセージ!そんなイメージの強いドイツですが、古くから酪農国としてチーズの生産も盛んです。約500万頭の乳牛が2,800万トンの牛乳を生産し、その約25%が飲用される他、チーズの生産量は150万トンにもなります。しかも、その中で国内消費量は98万トンですから、チーズの輸出国とも言えますね。さあ、今回の旅ではどんなチーズに出会えるのでしょうか?

ドイツチーズはアレンジ上手?

カルボゾーラ

ドイツ人に好まれているチーズは、ドイツ古来のものより、諸外国産のチーズをドイツ風にアレンジしたものが多いようです。
その代表と言えるのが、カンボゾーラ(Cambozola)。バイエルン地方で作られているのですが、これは、フランスのカマンベールとイタリアのゴルゴンゾーラ、この2つの美味しいチーズを一緒にしたら、もっと美味しいものができるだろうという発想を元に生まれました。このチーズの特長は、固形分中脂肪が70%と高いこと、さらに青かびの個性をクリーミーさで包み、食べやすくなっていること。青かびチーズになじめなかった方にとっては、うれしいチーズです。ドイツでは、軽食や果物と一緒に楽しまれています。

フレッシュタイプが好き!

ドイツのチーズ市場の約50%は、フリュッシュケーゼと呼ばれるフレッシュタイプ(非熟成)のチーズ。その代表的なものが※クワルクです。
これは、脱脂乳を原料に作られるカッテージチーズ類似品で、カードを砕き、糊状にしたものです。脱脂乳だけのマーゲルクワルク(Magerquark)、固形分中脂肪45%以下のスパイゼクワルク(Speisequark)、50%以下のザーネクワルク(Sahnequark)があります。そのまま食べたり、ジャムやフルーツソースをかけてパン等に塗ったり、サラダと一緒に…と食べ方もさまざまです。

ドイツ編 〜チーズあれこれ〜

ビールにぴったり! 〜マンゼル・バベット〜

マンゼル・バベット

マンゼル・バベット(Mamsell Babette)とはドイツ語で“バベットという名の娘”という意味。クリームチーズに高級ハムを散りばめスモークしたグルメなチーズで、まさに“ドイツ”と言うべき味わいです。スモークの香りとハムの風味が口いっぱいに広がる、おつまみ向きの一品で、ビールを味わうのに最適!ババリア地方のセミハードタイプで、表面はチョコレート色のワックスで保護され、形はレンガ状。この形状は、合理的なドイツ人気質が生きています。

名前の由来は大僧正! 〜ボニファッツ〜

ボニファッツ(グリーンペッパー)

クリームチーズの中に、グリーンペッパー、ガーリック、バジリコ、ディールを入れ、表面を白かびで覆ったボニファッツ(Bonifaz)。
この名前はベネディクト派修道院のボニファティス大僧正に由来するもので、ババリア地方の酪農地帯で生まれた、とてもクリーミーで滑らかな口当たりのチーズです。
白かびに覆われていますが、熟成を待たずに楽しめるのもこのチーズの特徴。もっぱらオードブルやスナックとして用いられています。