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日本でも大倉山や白馬など、スキー連盟A級公認大会だけでも年間で合計30回以上の大会が開かれています。直接観戦すれば、テレビでは味わえない迫力あるジャンプシーンを見ることができるはず。そこで、実際の観戦ポイントをご紹介します。
*各地のジャンプ台の紹介がご覧いただけます。→ジャンプ台紹介へ
■チケットはあるの?
大きな大会は全国のチケットぴあや、ローソンで取り扱いがありますが、大会を主催する各スキー連盟や観光協会へお問い合わせ下さい。遠方の方は地元の観光局に問い合わせれば、素敵な宿泊プランを教えてくれるかもしれませんね。
■観戦の時に選手を近くで見るには?
ブレーキングトラックのサイドに陣取ると、ジャンプ台のすべてを見渡せる上に、ジャンプを終えてひと息つく選手を間近で見ることもできます。またジャンプの迫力を重視したいなら、ランディングバーンの斜面の横がよいでしょう。飛翔する選手の風を切る音まで聞こえるはず。
■着ていくもの、持っていくもの
ジャンプ競技は長時間の試合が多いので、防寒対策は大げさなぐらいの完全防備をしていきましょう。足場に敷くダンボールなども効果的です。選手は応援されるのが大好きです(特に雪印メグミルクチームの選手は)から、できるだけ大きな歓声で元気づけてあげてくださいね。
■選手を見分けるテクニック
それはズバリ!ヘルメットです。選手たちはシーズン前に今年の必勝を願ってヘルメットにさまざまな色やデザインをするんですよ。お気に入りの選手のペイントパターンを覚えてあげてください。
■大会以外の時に見に行ってはダメ?
大倉山、白馬などは大会オフ時でも観光スポットとして遊びに行くことができます。
■大会中、監督・コーチはどこにいて何をしているの?
大会中、監督・コーチはコーチングボックスでビデオなどを使って選手のジャンプを観ています。
■スタートの「GO!」サインと出す際に気をつけている点は?
スタートのサインを出す時は、選手に一番有利な風がある時と絶対に安全な条件を選んで「GO!」を出します。
■スタートの「GO!」サインを出す際、難しい点は?
「GO!」を出す時に難しいのは、選手のスタート準備での癖を見抜き、タイミングを合わせるのが大変です。
ノルディック複合(コンバインド競技)とは、ジャンプ競技とクロスカントリー競技を合体(コンバイン)させた競技のこと。ジャンプの瞬発力とクロスカントリーの持久力が試される非常におもしろい競技です。
前半のジャンプについては、ジャンプ競技と同様のルールで行われています。
後半のクロスカントリーは、ジャンプの成績の良い順にスタートし、ジャンプの得点差をタイム差に換算して(通常は12点で1分)、順次スタートしていきます。ゴールした順位がそのまま成績となるため、ゴール直前の駆け引きや競り合いが激しく、ノルディック複合の醍醐味となっています。