食ナゼ

アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス

暑い夏が続きますね。
家に帰ったら、手洗い・うがいもそこそこに、冷蔵庫の扉を開けてアイスを探してしまうのは私だけでしょうか。

アイスのルーツは、古代ギリシャやローマ時代、食品を保存するための氷雪に蜜や果汁をかけて食べたことから始まります。
当時は、スイーツとしての意識はなく、疲れた身体を元気にする「健康食品」として利用されていました。

日本では、明治維新の二年後に、横浜の馬車道に開店した「氷水屋」という店が日本で初めてアイスクリーム「あいすくりん」を販売しました。
「あいすくりん」はたちまち大人気となりましたが、値段は一人前が、なんと現在の約8,000円ほどの値段で、当時の大工さんの手間賃の一日分と同額だったようです。
明治時代のアイスクリームは、余程のことでないと口に入らない高級食品だったのですね。

さて、皆さんが今食べているアイスには、種類があることはご存知ですか?

厚生労働省の乳等省令では、乳・乳製品を主原料としているもので、乳固形分(乳の水分以外の成分)を3.0%含むものを「アイスクリーム類」と定義されています。
これらは成分によって、『アイスクリーム』、『アイスミルク』、『ラクトアイス』
という3つに分類されています。
その成分とは、「乳固形分」と、乳固形分に含まれる「乳脂肪分」のことで、乳固形分と乳脂肪分が多いものから「アイスクリーム」、「アイスミルク」、「ラクトアイス」の3つに分けられます。

「アイスクリーム」は濃厚な風味を、「ラクトアイス」はさっぱりした風味を楽しむことができます。
ちなみに、「ラクトアイス」のラクト(lacto)とはラテン語の「乳」という言葉ですが、3つの中で乳固形分が最も少ないために、植物性油脂を混合するなどして脂肪分を補っているのです。

一方、果汁を凍らせたアイスキャンディーやシャーベットなどの乳固形分が3%未満のものは、アイスクリーム類とは別に『氷菓』という分類になります。

去年から、オフィスの節電や暑さ対策として日本アイスクリーム協会は、アイスを食べて身体の中からクールダウンする「アイスBiz」を提唱しているとのことです。甘くて冷たいアイスを食べて、しばし休憩してみると、気分転換でき、その後の仕事もはかどりそうですね。

みなさんもアイスを食べて、ちょっと一休みしませんか?