食ナゼ

鉄火巻きと河童巻き

鉄火巻きと河童巻き。海苔巻きの代表格です。

鉄火巻きは、マグロを巻いたもの。
マグロが鉄を溶かした赤色と似ているから、この名がついたといわれていますが、実はもうひとついわれがあります。

昔、ばくち打ちたちが集まる賭場を、「鉄火場」と呼んでいました。
鉄火場では、ばくちをしながら片手だけで食べられるマグロの海苔巻きを好んで食べたことから、「鉄火巻き」と呼ばれるようになったとか。

18世紀、無類のトランプゲーム好きの海軍大臣、サンドウィッチ伯爵が、トランプをしながら片手で食べられるように、パンにチーズやハム野菜をはさんだという「サンドイッチ」の由来と良く似ています。

河童巻きはキュウリを巻いたもの。
寿司は脂が乗ったネタが多いので、その合間にキュウリをまいたさっぱりしたものが口直しに好まれたようです。
いわれは、河童はキュウリが大好物という寓話から。
師走を迎えて、何かと忙しい時期になります。
何かをしながら片手で食べられる「海苔巻き」は、たしかに便利かもしれませんね。
今日のお昼はスーパーで「鉄火と河童」の細巻き寿司でも買ってきますか・・・。