食の歳時記
冬<2月> 金目鯛(きんめだい)

illust/れれさん

金魚のような鮮紅色と大きな金色の目をもつ高級魚【金目鯛】は、冬に脂がのりおいしくなります。
鯛と名前がついていますが、鯛の仲間ではありません。
キンメダイ目、キンメダイ科の血筋正しいお魚です。

北海道以南の深海(200m〜800m)に生息しています。太陽の光が届かない深海の生物は餌を探すためや身を守るためにさまざまな能力を身に付けています。
光を発するもの、触覚を鋭敏に発達させたもの、そして、目を大きく進化させたものたちです。

金目鯛の目の金色はタペータムという光を反射する膜があるためです。
光を効率よく利用するためだそうです。もともと夜行性である猫の目が金色に光るのと同じです。目の大きさもからだに不釣合いな位の大きさです。サバの3倍はありそうです。

煮付けは、目のふちのお肉がとても美味しいといわれています。ここはほじほじして、捨てないで食べましょうね(´―`)ノ⌒θ

伊豆や房総産の国産ものは、脂ものり鮮度も良く、ちょっとした料理屋さんだと煮付けが4〜5千円以上します。
ふだん頻繁に食べるわけにはいきませんが、年末年始をすぎた2月には少しはお買い得になるかも知れません。海外の冷凍ものも出回っています。

だし汁・酒・醤油・みりん・砂糖の合せダシに、土生姜千切りを入れて、ひたひたに煮付けていきます。
金目鯛の煮付けと熱燗を用意すれば、ダンナは速攻でご帰還されるかもヾ(^-^
(MCC通信 Vol.52)
illust/tamiさん
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