食の歳時記
秋<12月> アダムのりんご

illust/鶴さん

旧約聖書「創世記」。
禁断の「善悪を知る木の実」を食べたため、イブは「苦しみの中で子どもを産む罰」を、アダムは「額に汗して働き、死ぬまでその苦労が続く罰」を与えられ、エデンの園を追放された・・・。

旧約聖書では何の実かは書かれていませんが、後に、この木の実が「りんご」と記したのは、17世紀のイギリスの詩人ジョン・ミルトン。
アダムとイブの物語をモチーフとした著書「失楽園」に登場します。

男性の「のど仏」を英語で「アダムのりんご/Adam'sapple」といいます。りんごを食べている時、神様に見つかり、慌てて飲み込んだため、りんごをのどに詰まらせ、以後、男性ののどに「アダムのりんご」が残ったといわれます。

さて、冬の果物といえば「りんご」

シャキとした歯ざわりと甘酸っぱい風味が魅力です。国産のおよそ半分が青森県で生産されています。
長野、岩手が続きます。いずれも寒冷地です。

現在、市場にでている品種は、およそ20種類。
主な品種は、ふじが約半分、つがる、王林(青いりんご)、ジョナゴールドと続きます。

サンふじ、サンつがるなど「サン」がつくものは、袋をかぶせないで栽培したもので、外見は少し劣りますが、甘さが強いといわれます。

りんごには「アップルフェロン」という抗虫歯効果のある成分が含まれています。また、丸かじりすることで、歯にたまった歯石を除去、歯茎やあごを強くする効果もあります。
まさに、「自然の歯磨き」ですね。

丸かじりもいいのですが、ジャムやアップルパイ、焼きりんご、など煮ても焼いてもおいしくいただけます。
カレーにいれても酸味と甘味がきいておいしくなります。

■栗原はるみのミルクレシピに、りんごをつかったデザートレシピがあります。お試しください。

りんごのチーズケーキ (2005年10月)>>
ヨーグルトゼリーのりんごのせ (2006年9月)>>
りんごのヨーグルトカスタードピザ (2007年1月)>>

■農協果汁 国産りんご はこちら>>
(MCC通信 Vol.50)
illust/tamiさん
illust/Harmonyさん
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