食の歳時記
春<5月> 八十八夜−新茶

illust/こうさん

新緑がまぶしい季節です。
ゴールデンウイークは、いかがお過ごしだったでしょうか?

♪〜夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘みじゃないか 
茜襷(あかねだすき)に 菅の笠(すげのかさ)〜♪

と、唱歌に歌われた八十八夜は、立春から数えて88日目、今年は、5月2日でした。
春から夏へ季節が移る節目になります。

八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまき、など農作業の目安とされていました。

一年を二十四に分けた節気(立春、夏至、冬至など)の他に、八十八夜のように生活や農作業に照らし合わせて作られ、一年間の季節の移り変わりを表す雑節(他に土用、二百十日など)があります。
四季がはっきりと変化する日本の気候風土がもたらした季節感です。

八十八夜の頃に、摘み取られる新芽は、一番茶と呼ばれ上質なお茶になります。

一番茶は不老不死の縁起物として珍重されてきました。
冬に蓄えられた成分が、豊富に含まれているので、風味豊かな味わいがあります。

この後、二番茶、三番茶と8月下旬まで収穫されます。

ところで、紅茶もウーロン茶も緑茶も、ツバキ科に属する茶樹から摘まれた葉から作られます。
酵素の働きで茶色になるまで醗酵させたのが紅茶、半醗酵がウーロン茶、醗酵させないものが緑茶です。

世界の茶の生産量は、紅茶が70%、緑茶20%、ウーロン茶10%だそうです。

おいしいミルクティが飲みたくなってきました。スコーンでも食べながら・・・。

※「ヨーグルトスコーン」の作り方は、
  栗原はるみのミルクレシピ
   → 2006年4月「ヨーグルトスコーン」をご覧ください。
(MCC通信 Vol.31)
illust/Tamiさん
illust/ごまぷりんさん
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