食の歳時記
夏<7月> すっきりそうめん

illust/翔さん

じめじめ梅雨が続いていますが、体調はいかがですか?

この季節は食欲もいまひとつ・・・
こんな時は無理をしないで、冷たいめん類でスッキリしましょう。
と言うわけで、今月は「めん」のお話です。

7月7日は、七夕様ですが、「乾めんの日」でもあります。
昔からこの日に短冊で飾った笹に果物やそうめんを供える習慣があったそうで、1982年に乾めん普及協会が制定しました。

乾めんは保存がきいて、いつでも好きなだけ食べられて、とても便利ですね。いろんな薬味で食べればバラエティもひろがって飽きることもなさそうです。
そうめん、ひやむぎが代表的な夏のめんですが、その違い分かりますか?

JAS規格(日本農林規格)で細かく規定されています。
太さが1.7〜1.3mmがひやむぎ、1.3mm未満がそうめんです。ちなみに1.7mm以上はうどん。きしめんは幅4.5mm以上と決められているそうです。計ったことはないけど、厳密なんですね。

よく目にする「手延べ」も、JASによって規定されています。「小麦粉を原料とし、これに食塩、水等を加えて練り合わせた後、食用植物油を塗付して、よりをかけながら順次引き延ばして、丸棒状のめんとし、乾燥したものであって、製麺の工程において、熟成が行なわれているもの」と定められています。

つまり、食用油で延ばして、熟成させるところが機械製法と違うところです。
もちろん引き延ばす工程を、すべて手作業で行なうこと、と規定されています。小麦粉100gを1,000〜3,000mにも延ばすそうです。

手延べは、冬に作って、1、2年と保管して油くささを抜きコシを強くします。3年ものがおいしいといわれています。

そば、うどん、きしめん、ひやむぎ、そうめん・・・
あなたはどれがお好みですか?

ちょっと趣向を変えて「とりひきソーメン」はいかがですか?


(MCC通信 Vol.21)
illust/Tamiさん
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