トップメッセージ

わが国経済は、緩やかに回復しています。先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響や米国の通商政策をめぐる動向を注視する必要があります。また、金融資本市場の変動等の影響にも引き続き注意が必要です。

このような状況において、当社グループは新たな経営計画として「Next Design 2030」を策定いたしました。「Next Design 2030」では「雪印メグミルクアセットの大変革」をテーマに掲げ、事業戦略の4つの柱として「成長の果実の育成と収穫」「乳の産業価値を高める構造の変革」「リジェネラティブな酪農の実現」「社会とのつながりの進化」を掲げ、取り組んでまいります。そのスタートの年となる2025 年度は経営方針を「Brand-NEW」とし、新しいCIの浸透活動を通じたブランド力の強化(Brand-NEW“BRAND”)と、事業ポートフォリオ改革に向けた新しい経営基盤への変革(Brand-NEW“BASIS”)の二つの重点取り組みに基づく各種施策を推進しました。

以上の結果、当連結会計年度の連結経営成績につきましては次のとおりです。
売上高は、乳製品セグメントが増収となったものの、飲料・デザート類セグメントの減収などにより、615,761百万円(前年同期比0.0%減)と、前年並みとなりました。営業利益は、各種コストアップに対応した価格改定によるプラス効果があった一方、ブランド浸透諸施策や100周年記念イベント実施による経費の増加、前年度に発生した他社のシステムトラブルによる一時的な物量増加の反動、当社が先行して価格改定を行ったカテゴリーにおける想定以上の物量減少などが影響し、18,266百万円(前年同期比4.5%減)となりました。経常利益は、20,486百万円(前年同期比1.1%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、主に政策保有株式の売却益の計上などにより32,897百万円(前年同期比136.6%増)となりました。

2026年度は「Next Design 2030」の2年目にあたる年となります。各事業戦略の実効性を加速し、目標とする経営指標の達成に向けて軌道に乗せる年と位置付けています。「雪印メグミルクアセットの大変革」をテーマに成長を目指す、当社グループのこれからの取組みに、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
佐藤雅俊
2026年5月14日