雪印メグミルク
アルプスとカウベル。
ヨーロッパのアルプスで放牧されている牛が、首に大きな鈴をぶら下げているのをご存知ですか?カウベルといいます。これは装飾のためではなくリッパな実用品。牛飼いの人々にとってなくてはならないものです。広い放牧地帯で自分たちの牛の群を見つけ出すのは大変です。そこで、群のリーダー牛にカウベルをつけておき、その音色を頼りにリーダーと群を見つけます。リーダーを呼ぶと群の牛たちはドカドカとその後をついて来ます。2週間に一度、塩を与えるために群を集めます。不足がちのミネラルを補うため大切な仕事。牛も塩をもらえるのを待っています。アルプスにこだまするカウベルの音色も、実はとても現実的なものなのですね。
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