提言に関する当社の取組概要

第1回目
T.信頼回復策
「VOICE」運動の展開
VOICEとは、一連の不祥事によって著しく損なわれたお客様の信頼を回復し、再び大地の恵みを丁寧に、安全にお届けするために、お客様の声に誠実に、率直に耳を傾け、自分自身と会社を変えていく全社活動である。
従業員を含む全てのステークホルダーからの意見に耳を傾け、「生活者との関係修復」と「販売環境の再整備」を継続的に展開。
社長公約の実行
1. コミュニケーションセンター(お客様センター)の設置
平成12年12月25日より365日年中無休体制で稼働している。また、お客様からの苦情・提案等を集約し、お客様の声を企業活動へ反映する。
2. 工場名の商品標記
市乳商品は全商品が完了。市乳以外の商品は一部委託先を除き順次切り替え実施予定である。
3. お客様ケアセンターによるケア対応
大阪に設置。品質事故により発症し、長期療養を余儀なくされるお客様へのケア対応として継続活動中である。
4. 工場PR活動の充実
全工場の見学受入体制を構築し、平成13年2月1日よりホームページに掲載している。単なる見学や説明に止まらず、「お客様が体験する」ことを重視し、個々の工場見学の内容充実を図る。
U.CS経営の実践
CS推進室の設置
平成13年3月1日より組織化した。コミュニケーションセンター(お客様センター)と連動し、お客様情報を収集しており、商品知識普及を実施する。
CS経営会議(仮称)や所属長研修の実施予定である。
ビジネスマナーの全員徹底
来客対応・電話対応・身だしなみについてマニュアル化し、徹底している。
V.広報の在り方
広報セクションの強化
平成13年3月1日より「広報部」から「広報室」へ改称。全社のコーポレイトスタッフとして組織上の位置付けを強化する。
「開かれた会社」、「信頼回復」、「経営再建」を目指した広報活動を展開している。
1. マスコミとの良好な関係づくりとプラスの情報発信
定期的なマスコミ懇談会、専門紙懇談会の実施による記者との人間関係作り
2. IR活動の充実による企業価値の増大化を図る
「IRのホームページの充実」、「アナリストとのスモールミーティングや施設見学の実施」等
3. 社内・グループ企業内広報活動の更なる充実
「グループイントラ活用によるグループ情報の共有化の推進」「社内イントラを活用した社員への積極的な情報発信」、「広報室要員体制の見直し」
     
第2回目
T.コーポレイトガバナンス
執行役員制度の導入
取締役会のあり方を検討する予定であるが、業務執行上及び緊急の課題である営業力の早期回復のための権限委譲の必要性から、執行役員制度を導入し、代表取締役からの権限委譲を受けた執行役員9名を選任した。(平成13年3月1日付け)
商品安全監査室の設置(安全監査の実施)
監査部の業務監査とは一線を画し、商品の品質に関する監査を実施する。
U.IR
IR情報の充実
ホームページIR情報の充実、銀行・証券等のアナリスト説明会の実施している。
IRの強化(経営トップによるアナリストへの積極的対応の強化・一般投資家への新商品案内や工場見学への招待)する。
     
第3回目
T.組織
組織改定の実施
平成13年3月1日より顧客第一主義の徹底、事業責任の明確化、情報伝達と意思決定の迅速化、市場競争力の強化、組織のスリム化・フラット化等を実現するために改定した。
U.法令遵守と危機管理・企業倫理の再構築(雪印企業行動憲章策定)
危機管理体制の再構築
マニュアル改定作業と合わせ、実用の為の教育・訓練を実施する。
企業行動憲章・企業行動指針の制定
平成13年4月1日付けにて制定した。
総務部に窓口を設置する。
 
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