骨密度測定ってどんなことをするの?時間がかかったり、痛かったりするの?
そんな疑問を解消するため、実際に体験してきました!

骨密度測定体験レポート

体験者 Iさん(47歳 撮影当時

体験者 Iさん(47歳 撮影当時)
最近、荷物を持った時や立ち上がる時に、背中や腰に違和感があるという。

  • 何気なくスマホでニュースを見ていると、
    同年代の芸能人が骨折した記事を見て不安に…。

  • 骨密度測定ができる施設を検索し、早速電話予約。

    費用は500円~3000円前後です。

    ※地域や施設、測定方法、また保険適用可否などにより異なります。

いざ!骨密度測定へ

  • 施設に到着!
    事前にご飯を抜いたり、当日採血されたりすることはないので、気軽に来院できました。
    受付をして、待合室で名前が呼ばれるのを待ちます。

  • 名前を呼ばれ、診察室に入ります。

    Iさん

    (ドキドキ…)
    宜しくお願いします

Iさん

これで測るんですね。意外と小さい…。

様々な測定方法があります。

※クリックして拡大

DXA法(デキサ法)

太ももの付け根の骨、腰の骨を測定

骨折しやすい腰椎と股関節にX線を当て、その透過度で骨密度を測る、最も精度が高い方法です。
大げさに見えますが、数分じっとしているだけで終わります。

MD法(エムディ法)

手の骨を測定

アルミ板と手のひらを一緒にX線撮影し、画像の濃淡を解析して骨密度を算出方法です。精度はやや低いですが、短時間で測れ、多くの病院が採用しています。

定量的超音波測定法

かかとの骨に超音波を当てて測定

かかとの骨に超音波を当てて計測します。X線は全く使わないので、妊婦さんにも安心。人間ドックや自治体でもよく使われます。

※体組成計の骨量は、統計的な推定骨量で、骨密度とは異なります。

検査は10秒で終了!

  • 片足の靴下と靴を脱いで、アルコール
    綿でかかとを拭きます。

    ※検査は素足で行いますのでストッキングやタイツは
     避けましょう

  • かかと部分にジェルを塗布し、足置き台にかかとを置きます。両側から挟んで測定します。

  • 測定は10秒程度で終わります。

    ※測定方法により異なります。

痛みは全くありません!

ドキドキの検査結果は…?

  • 検査結果を受け取りました。

    検査結果では、若い人の平均値を100%とした場合、
    自分の骨の量が何%かで示されます。
    80%未満は要注意、70%以下まで減ると骨粗しょう症
    と判定されます。

    年齢別の平均値のグラフと自分の数値を比較することもできます。

  • Iさんは対YAMが71.7%、対同年齢が75.2%と骨密度が低めの結果でした。 まだ若いと思っていても、50代以降では4人に1人が骨粗しょう症になると言われています。

    骨粗しょう症になると骨折しやすくなってしまうこともあるため、
    定期的に検査をするのがお勧めです。


    Iさんの結果はココでした。
    判定区分としては「少なめ・注意」という結果に…。

  • 測定結果の見方

    対YAM

    同性の若年成人平均値と比較すると何%なのか
    ※YAM(Young Adult Meanの略)=若年成人平均値
    (女性20〜44歳の平均値)

    対同年齢

    同性、同年齢と比較すると何%なのか

    グラフの見方

    年齢別の平均値に対して、測定値が高いか低いかを5段階に判定したもの。
    判定区分が「少なめ・注意」(ピンクゾーン)と 判定された方は特に注意が必要です。


Iさん

初めて測定したのですが、数値が低くショックでした…。
これを機に食生活や運動に気を遣っていきたいと思います。
測定も思ったよりずっと簡単だったので、将来のために年に1度検診に行こうと思います。
今日はありがとうございました!

  • 受付で検査費用を支払い終了です。

    レポートお疲れ様でした!

まとめ

  • 検査費用は500円~3000円前後
    ※地域や施設、測定方法、また保険適用可否などにより異なります
  • 骨密度測定はスピーディに終わる!
  • 痛みは全くない
  • 検査では、若い人と比較した自分の骨の量が何%かわかる
  • 年に1度は検査を受けると安心

よくある質問〜Q&A〜

  • どこで検査を受けられるの?

    公益財団法人骨粗鬆症財団様のサイト にて、骨密度測定が出来る病医院が検索できます。
    または「お住まいの市町村名 骨密度測定」で検索ください。

  • 検査にはどんな種類があるの?

    大きく分けて、超音波を用いる方法とX 線を用いる方法の2種類があります。
    超音波を用いる方法はX線による被ばくがないという メリットがありますが、簡易的なものです。
    X線を用いる方法はより精密な検査が可能です。

  • 検査ではどんなことがわかるの?

    若い人の平均値を100%とした場合、自分の骨の量が何%かで示されます。
    80%未満は要注意、70%以下まで減ると骨粗しょう症と判定されます。

  • 費用はかかるの?

    施設によりますが、500円〜3000円前後で受けることができます。
    自治体によっては無料検診を行なっている場合もありますので、お住まいの地域の広報誌やホームページ、
    保健センターにお問い合わせください。

  • どんな人が検査を受けるべき?

    症状が無くても、女性は40歳以上になったら定期的に骨密度を測ることをお勧めします。
    特に閉経後の女性は、1年に1度検診を受けるとよいとされています。

  • 骨密度が低いとどうなるの?

    骨折しやすくなってしまうことがあります。

  • どれくらいの頻度で受ければいいの?

    女性は40歳以上になったらまず1回骨密度を測ることをお勧めします。
    特に閉経後の女性は急激に骨密度が低下しますので、1年に1度検診を受けるとよいとされています。
    男性は、骨密度量減少のペースは女性よりゆるやかではありますが油断は禁物です。
    60歳を過ぎたら定期的に骨密度を測ることをお勧めします。

「DXA(デキサ)法」を
体験された方の声

  • 平均キープできていると思っていたが、平均以下だった。
    運動とカルシウム摂取は心がけていたのでショックだった。

    Mさん
     58歳
    (撮影当時)

  • まだまだこういうことは先の話かと思ったが、診断を見て 低かったのでショックだった。

    Oさん
     54歳
    (撮影当時)

  • 結果はとても良かった。
    体質もあるし、子供の成長のためにと食事に気を遣ったり 一緒に運動をしていたりしたのが良かったのかもしれない。

    Iさん
     53歳
    (撮影当時)

※個人の感想です。

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