銀ダラは脂がのっていておいしい魚です。タラとはまったく違う種類で、タラが苦手という人もこれなら大丈夫。切り身で一年中出回っているので、うちでは子どもたちが小さい頃からよく使っています。ほぐした身をじゃがいもに混ぜ、レンジホワイトソースでクリーミーに仕上げたこのコロッケは、味に深みがあって、ちょっとしたごちそうです。

銀ダラ………４切れ（約400g） 塩・こしょう………各少々 白ワイン………大さじ１ じゃがいも………３個（正味220g） レンジホワイトソース 薄力粉………大さじ２ コーンスターチ………大さじ１ メグミルク牛乳（牛乳）………１カップ バター………大さじ１ 顆粒コンソメ………小さじ1/2 フレッシュ北海道生クリーム………大さじ２ こしょう………少々 薄力粉・溶き卵・パン粉………各適宜 揚げ油………適宜 キャベツのせん切り………適宜 好みのソース・すだちやレモン………各適宜 銀ダラは水気を拭き、軽く塩、こしょうをして、ワインをふりかけ、ラップをして電子レンジで約3分加熱する。そのまま少しおいて粗熱が取れたら、皮と骨を除いて身を粗くほぐし(写真ａ)、残った蒸し汁をからめる。 レンジホワイトソースを作る。耐熱ボウルに薄力粉とコーンスターチをふるい入れ、早めに冷蔵庫から出しておいた牛乳を少しずつ加えてよく混ぜる(写真ｂ)。ラップをして電子レンジで約２分30秒加熱。取り出して手早くバターを加え、熱いうちに小さい泡立て器でよくかき混ぜる。なめらかになったら顆粒コンソメ、生クリーム、こしょうを順に加えてよく混ぜる。 じゃがいもは皮をむき、４つ割りにして水にさらして水気をよくきってから、キッチンペーパーを敷いた耐熱ボウルに並べ、ラップして電子レンジで約２分加熱する。かたければ少しおいて蒸らす。ペーパーを除き、マッシュする。 (3)に(2)と(1)を蒸し汁ごと加え、よく混ぜる。 (4)をバットなどの平らな器に入れ、冷蔵庫で少し休ませて生地をかたくする(写真ｃ)。 (5)を等分にして好みの形に成形し、薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ(写真ｄ)、揚げ油を熱してカリッと揚げる。 揚げたてにキャベツのせん切り、好みのソース、すだちやレモンを添える。   a   b   c   d