わが街の雪印メグミルク販売店

【千葉県船橋市】有限会社 京葉アメニティー

●配達エリア

京葉宅配センター(本店) 船橋市南部・習志野市
京葉宅配センター稲毛店 千葉市稲毛区・美浜区・花見川区
ちば宅配センター 千葉市緑区・中央区
●所在地 千葉県船橋市前原東2-19-4
●代表者 眞下 健 (マシモタケシ)さん 49歳
●スタッフ 社員10人 パートスタッフ60人

(2014年1月改訂)

宅配エリア

東京駅から東へ電車でおよそ30分。
東京のベットタウン千葉県船橋市は、人口58万人の巨大都市です。古くから成田山参拝の佐倉街道の宿場町として繁栄してきました。
牛乳宅配会社「有限会社 京葉アメニティー」は、この地を拠点に、“地域の皆様の健康と豊かな暮らしをサポートする”事をモットーに活動されています。

眞下社長は、13年前(平成8年)の7月、突然、まったく経験のない牛乳の宅配という仕事をやらざるをえなくなってしまいます。まだ30歳になったばかりの眞下社長にとって、まさに、青天の霹靂(へきれき)でした。
それから苦節13年。事業として牛乳宅配業を成功させたお話をお伺いします。

青天の霹靂

眞下社長は、損害保険業を中核に、食品宅配やクリーニング、DPE(写真)、などの多角化を模索していた会社の幹部社員として、辣腕を振るっておられました。
平成8年7月、突然、当時の社長から「牛乳の宅配事業を始めるから責任者をやってくれ」と言い渡されました。
社長の知人が東北で牛乳宅配をはじめて、とても好調との情報がきっかけのようでした。

牛乳の宅配など、社長も眞下社長自身も、まったく未知の世界でした。
とりあえず、乳業メーカー各社に連絡して話を聞くことに。
多方面の情報も加味して、雪印の牛乳販売店としてスタートすることになります。
眞下社長やスタッフの奮闘、サポートする雪印乳業の後押しなどで毎月200~250軒の新規契約を開拓していきます。
来る日も来る日も新規開拓のためにお客様回りの営業をつづけました。
怒涛の勢いだったそうです。

翌年の平成9年には隣接する千葉市に支店を出店することになりました。眞下社長自身は「まだ早い。人の教育や、資金などもっと基礎体力をつけてから」と思ったそうですが、当時の社長の方針でもあり、千葉市にエリアを拡大します。

牛乳宅配事業は急成長し、収益に大きく寄与します。
しかし、牛乳宅配以外の事業が思わしくなく、やがて、創業時の会社は資金繰りに窮して休眠会社になります。

有限会社京葉アメニティー外観

有限会社京葉アメニティー外観・スタッフ

ちば宅配センター

「有限会社 京葉アメニティー」設立

有限会社京葉アメニティースタッフ

右端は奥様

有限会社京葉アメニティー外観・スタッフ

京葉宅配センター稲毛店

平成10年7月。
社長からの申し出もあり、牛乳宅配部門を買い取る決意をします。
地道に牛乳宅配をしていれば、確実に利益が上がることは2年間の経験からわかっていました。
「有限会社 京葉アメニティー」の誕生です。
眞下社長33歳の船出です。

アメニティー=Amenity とは「快適な生活環境」を意味します。
お客様が、毎日牛乳を飲むことで健康で快適な生活を送っていただきたいとの願いが込められています。


従業員とのコミュニケーションを図り、一体化して、社長の意思が的確に伝わるように努力しました。
事業は順調に拡大していきます。

このまま成長を続けるものと社員も家族も誰もが信じていた矢先の平成12年。雪印食中毒事件が発生。契約軒数は4割も落ち込むことに。

しかし、社長やスタッフが一丸となって懸命に努力した甲斐あって、「京葉アメニティー」は見事に復活します。
平成15年には「京葉宅配センター稲毛店」を設立。
今では、県内屈指の牛乳販売店へと成長しました。
  • 有限会社京葉アメニティー宅配車
  • 有限会社京葉アメニティー宅配バイク
  • 有限会社京葉アメニティー自販機

社員・スタッフとのコミュニケーション

牛乳販売店は、その個々が独立した事業体です。
メーカーはもちろん強力にバックアップはしますが、経営の才覚は経営者にゆだねられています。
メーカーの直営でもフランチャイズでもありません。
また、業態は、家族中心で家業としての経営と、京葉アメニティーのように会社(法人)としての経営があります。
全牛乳販売店の約20%が法人組織といわれています。

「会社組織で大切なのは社員や配達のパートの人たちとの『思いの共有』」と眞下社長はおっしゃいます。
パートのスタッフだけで60人をかかえています。
しかも、朝の3時ごろに配達に出て、7時には帰ってしまいます。そのため全員と顔をあわせて話をすることは不可能です。
スタッフの「やる気」が、お客様へのサービスのよしあしに現れてきます。
社員とのコミュニケーションを密にして、パートの人たちにも的確に伝わるように努力しています。

社員やパートさんとのコミュニケーションとして、年に一回バスを貸切にして「温泉社員旅行」に出かけます。

スタッフの打合せ風景

スタッフの打合せ風景

スタッフとのコミュニケーション

牛乳販売店が新しいお客様を獲得する方法として、個別に訪問し、サンプル品を試飲していただきます。
ここでも販売員とお客様の間のコミュニケーションが大切です。
宅配牛乳には、スーパーなど一般のお店で売っていない宅配専用の機能性を強化した商品がたくさんあります。
詳しくはこちら>>

商品を説明してご納得いただけるコミュニケーション力が必要なのです。
また、ずっと続けてご契約いただくためには定期的な訪問も必要です。
人材の教育も社長の大切な仕事なのです。
スタッフ

牛乳宅配業は文化

「大型スーパーができて、すぐ近くにコンビニがあって、買い物はとても便利になった。」

「でも、この商品は誰がどのように作って、どのように届けられるのか。どんな気持ちが込められているのか。牛乳販売店はお客様のこのような気持ちに応えることができる。コミュニケーションを必要とする仕事なんです。一種の文化ですよ。」と眞下社長。
「お客様は何か不満や聞きたいことがあれば牛乳箱にメモを書いて入れておいてくれるし、電話もしてくれる。地域の人たちとのこのようなコミュニケーション文化はこれからもなくならないし、これからも必要になる。現在のうちのお店のまだ足りない部分もそこにあるので、それを信じてこの仕事をもっとよいものにできるよう努めていきますよ。」

お客様とのコミュニケーションツールとして、年末の「ありがとう抽選会」や「毎月のポイントでもらおう! お楽しみプレゼント」などのサービス企画を実施しています。

眞下社長の趣味と夢

眞下社長の趣味は、外国コインの収集です。
帝国ロシア時代のコインが200枚ほどあったそうですが、あまりにも増えすぎたため最近処分してしまったそうです。
「イギリスの5ギニー金貨、古代ローマのデナリウス銀貨など目の保養になりますよ」
「古代のコインを通して、その国の歴史や文化、その時代の人々の生活なんかを想像するんです。これが楽しい。そうだなぁ・・・イタリアのヴェニス行ってみたいね・・・」

「事業拡大の余地はまだまだある。7000軒まで拡大したいと思っている。そのため、新規開拓を中心とした人材雇用体制を整えたい。」
眞下社長の求める人材は、一定地域の顧客を新規開拓から配達・維持まで管理できるいわばエリアマネージャーです。
「将来の夢は、エリアマネージャーの上に管理者をおいて、自分はフリーになり、自分一人で理想通りに運営できる小さな牛乳販売店を営むこと」とおっしゃいます。

編集後記

「京葉アメニティー」は閑静な住宅地の一角にあります。通常、工場から宅配牛乳が運ばれてくるのは早朝なのですが、ご近所への騒音を配慮して9時にしてもらっているそうです。
眞下社長の穏やかなお顔立ちから、このようなことにも気を配っておられることがうかがえました。
お客様の健康維持に貢献できるこの仕事に誇りを持って続けていらっしゃる姿に感銘いたしました。

取材は2008年12月に行いました。

●有限会社 京葉アメニティーのお問合せ先

TEL:047-479-1210 (月~土 9時~16時)

FAX:047-479-1233

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