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2009.09.16

雪印乳業株式会社
平成21年9月《国際酪農連盟 ワールドデイリーサミット2009
(International Dairy Federation World Dairy Summit 2009)》
研究発表

「ゴーダチーズに含まれるDPP-IV阻害ペプチドの血糖値上昇抑制作用」
(Suppression of blood glucose increase by DPP-IV
inhibitory peptide identified from Gouda-type cheese
on oral glucose tolerance test with rat.)

雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高野瀬忠明)は、〔「乳」最先端技術の研究および開発〕を重点施策と位置付け、乳・乳製品のおいしさと機能性を追求しております。この研究課題において、発酵製品としてのチーズの健康機能に着目し、その脂質代謝改善作用や抗酸化作用などを明らかにしてまいりました。

このたび、この研究の一環として行った、ゴーダチーズに含まれるペプチドの血糖値上昇抑制作用に関する成果について、9月20日よりドイツのベルリンにて開催される「国際酪農連盟 ワールドデイリーサミット2009 (International Dairy Federation World Dairy Summit 2009)」にて下記のとおり学術発表いたしますので、ご案内申し上げます。

◆ 研究発表概要

演題名 「ゴーダチーズに含まれるDPP-IV阻害ペプチドの血糖値上昇抑制作用」
(Suppression of blood glucose increase by DPP-IV inhibitory peptide identified from Gouda-type cheese on oral glucose tolerance test with rat.)
発表者 瀬戸 泰幸、冠木 敏秀、芹澤 篤、中島 肇、吉岡 俊満(雪印乳業株式会社)
上西 寛司(雪印種苗株式会社)
発表日時 9月22日(火) 8時00分から(ポスター発表)

◆ 研究発表内容の要約

血糖値が高い状態が続くと、動脈硬化や糖尿病の発症リスクが高まることが知られています。この血糖値の上昇には、体内に存在する酵素のジペプチジルペプチダーゼIV(DPP-IV)が関連しているため、この酵素の働きを阻害することで、血糖値の上昇が抑制できると考えられています。そこで今回、当社製造のゴーダチーズ中の成分の、DPP-IV阻害効果について検討いたしました。

その結果、チーズのペプチド成分にDPP-IVの阻害活性が認められ、その活性は熟成が進むにつれて、より高くなることがわかりました。また、活性成分の分離精製を進めたところ、8個のアミノ酸からなるペプチドに高い阻害活性があることが明らかになりました。さらにラットでの試験により、実際にこのペプチドがグルコース(ブドウ糖)の摂取による血糖値の上昇を、有意に抑制することが示されました。

このことから、このゴーダチーズを摂取することで、血糖値の上昇を抑制できる可能性が示唆されました。

◆ 学会開催概要

国際酪農連盟 ワールドデイリーサミット2009
(International Dairy Federation World Dairy Summit 2009)
会期 平成21年9月20日(日)〜9月24日(木)
会場 Maritim Hotel Berlin (StauffenbergstraBe 26 10785 Berlin)
以上
本件に関するお問い合わせ先
雪印乳業株式会社 広報室 広報グループ

TEL: 03-3226-2124  FAX: 03-3226-2150


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