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2009.09.08

雪印乳業株式会社
平成21年9月 米国骨代謝学会第31回大会
(American Society for Bone and Mineral Research 31st Annual Meeting)
研究発表

「乳塩基性タンパク質の主要成分であるラクトペル オキシダーゼは、
破骨細胞の分化を抑制する」
(Lactoperoxidase, a major component of milk basic protein,
attenuates in vitro osteoclast differentiation.)

雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高野瀬忠明)は、〔「乳」最先端技術の研究および開発〕を重点施策と位置付け、乳・乳製品のおいしさと機能性を追求しております。この研究課題において、乳成分が有する健康機能性について広く検討を行っており、その中で乳塩基性タンパク質(MBP®)に関しては、骨密度を高める効果について明らかにしてまいりました。

このたび、この研究課題の一環として、奈良先端大学との共同研究により、MBP®中のタンパク質であるラクトペルオキシダーゼに、破骨細胞※1の分化※2を抑制する効果があることを明らかにしました。

この研究成果につきまして、9月11日よりアメリカのデンバーにて開催される「米国骨代謝学会第31回大会(American Society for Bone and Mineral Research 31st Annual Meeting)」において下記のとおり学術発表いたしますので、ご案内申し上げます。

※1 破骨細胞 : 古くなった骨を壊す作用を担う細胞で、その過剰な亢進は骨密度低下をもたらすことが知られております。

※2 分化 : ある細胞が、特徴的な形態や機能を持つそれまでとは異なる細胞に変化すること

◆ 研究発表概要

演題名 「乳塩基性タンパク質の主要成分であるラクトペルオキシダーゼは、破骨細胞の分化を抑制する」
(Lactoperoxidase, a major component of milk basic protein,
attenuates in vitro osteoclast differentiation.)
発表者 小川拓哉、竹家達夫(奈良先端大学)
森田如一、上辻大輔、芹澤篤(雪印乳業株式会社)
発表日時 9月11日(金)〜14日(月)(ポスター発表)

◆ 研究発表内容の要約

乳塩基性タンパク質(MBP®)は牛乳に含まれるタンパク質画分です。当社ではこれまでに、MBP® に骨代謝を改善する効果があることを見出し、報告してまいりました。今回さらに、MBP®中の破骨細胞分化抑制成分について探索をいたしました。

その結果、MBP®に含まれるタンパク質であるラクトペルオキシダーゼに上記活性が認められました。ラクトペルオキシダーゼ存在下では、破骨細胞の形成に必要な転写因子の誘導や、破骨細胞分化誘導因子により活性化される細胞内のシグナル伝達経路が抑制されることが示されました。

今回の結果より、MBP®が骨の健康に有効であることが改めて示されました。

◆ 学会開催概要

米国骨代謝学会 第31回大会
(American Society for Bone and Mineral Research 31st Annual Meeting)
会期 平成21年9月11日(金)〜9月15日(火)
会場 Colorado Convention Center(Denver, Colorado, USA)
以上
本件に関するお問い合わせ先
雪印乳業株式会社 広報室 広報グループ

TEL: 03-3226-2124  FAX: 03-3226-2150


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