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2009.08.26

雪印乳業株式会社
平成21年8月《平成21年度 日本酪農科学シンポジウム》
研究発表


「高脂肪食摂取における免疫応答性及びそれに及ぼす
Lactobacillus gasseri SBT2055株の影響」

雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高野瀬忠明)は、〔「乳」最先端技術の研究および開発〕を重点施策と位置付け、乳・乳製品のおいしさと機能性を追求しております。この研究課題において、広く乳酸菌の健康機能性について検討しており、その中で当社固有の乳酸菌Lactobacillus gasseri SBT2055(ガセリ菌SP株)に関しては、ガセリ菌SP株含有発酵乳での整腸作用や体脂肪低減作用などを明らかにしてまいりました。

このたび、この研究課題の一環として、信州大学との共同研究により、ガセリ菌SP株が肥満状態における免疫機能を改善する可能性を新たに見出しました。

この研究成果につきまして、8月28日に長野県諏訪市で開催される「平成21年度 日本酪農科学シンポジウム」において下記のとおり学術発表いたしますので、ご案内申し上げます。




◆研究発表概要
演題名 「高脂肪食摂取における免疫応答性及びそれに及ぼすLactobacillus gasseri SBT2055株の影響」
発表者 中田 雅也、福岡 信幸、丸 遼吾、保井 久子(信州大学)
門岡 幸男(雪印乳業株式会社)
発表日時 8月28日(金) 13時00分から(ポスター発表)

◆研究発表内容の要約

肥満は軽度の慢性的炎症状態ともいわれており、身体の免疫系に影響すると考えられています。そこで今回、乳酸菌Lactobacillus gasseri SBT2055(ガセリ菌SP株)が肥満状態の免疫系に及ぼす影響を、動物ならびに細胞を用いた実験により検討いたしました。

高脂肪食の摂取により肥満状態としたモデルマウスでは、通常マウスに比べ、血中及び糞便中のIgA抗体量が有意に減少しました。一方、肥満モデルマウスの小腸に存在する免疫器官(パイエル板)の細胞に、ガセリ菌SP株を添加して培養すると、IgA産生が有意に上昇することがわかりました。

これらの結果より、ガセリ菌SP株が、肥満状態における免疫機能を改善する可能性が示唆されました。

※ IgA抗体 : 感染防御やアレルギー抑制に関与するとされる抗体の一種。IgA抗体量が減少すると、免疫機能が低下すると考えられている。

◆学会開催概要
平成21年度 日本酪農科学シンポジウム
会期 平成21年8月28日(金)
会場 RAKO華乃井ホテル(長野県諏訪市)

以上


本件に関するお問い合わせ先

雪印乳業株式会社 広報室 広報グループ

TEL: 03-3226-2124  FAX: 03-3226-2150



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