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2009.05.07
 

雪印乳業株式会社
平成21年5月 第7回国際栄養骨粗鬆症学会
(7th International Symposium on Nutritional Aspects of Osteoporosis)
研究発表


「食物アレルギー性腸炎モデルにおけるRANKL陽性T細胞を介した
骨代謝に対する乳塩基性タンパク質(MBP®)の影響」
(Effects of milk basic protein on RANKL+ T cell-mediated
bone metabolism in food-sensitive enteropathy)
 

 雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高野瀬忠明)は、〔「乳」最先端技術の研究および開発〕を重点施策のひとつに掲げ、NEW(乳) FRONTIERを目指した取組みを行っております。
 このたび、乳に含まれるタンパク質 MBP®の食物アレルギー性腸炎モデルで観察される骨密度低下を抑制する効果について東京大学との共同研究により新たに見出しました。
 この研究成果につきまして、5月7日よりスイスのローザンヌにて開催される「第7回国際栄養骨粗鬆症学会(7th International Symposium on Nutritional Aspects of Osteoporosis)」において下記のとおり学術発表いたしますので、ご案内申し上げます。




◆研究発表概要
演題名 「食物アレルギー性腸炎モデルにおけるRANKL陽性T細胞を介した骨代謝に対する乳塩基性タンパク質(MBP®)の影響」
(Effects of milk basic protein on RANKL+ T cell-mediated bone metabolism in food-sensitive enteropathy)
発表者

小野愛子、森田如一、芹澤篤(雪印乳業 技術研究所)
足立はるよ、清野宏、八村敏志(東京大学)

発表日時 平成21年(2009年)5月7日(木)
研究発表の要約

 近年、生体内の炎症に起因する骨の疾患が注目されていますが、その発症要因は、よくわかっていません。そこで、特殊なマウスに食物アレルギー性の腸炎を発症させて、骨密度変化を観察しました。また、そのマウスに乳塩基性タンパク質(MBP®)を摂取させた場合の骨密度変化も観察しました。その結果、食物アレルギー性の腸炎を発症したマウスの骨密度が低下することが確認できました。一方、MBP®を摂取させた場合には骨密度の低下が抑制されることがわかりました。また、食物アレルギー性の腸炎を発症したマウスの骨密度低下には、RANKL*が関係している可能性が示唆されましたが、MBP®はRANKLに影響を与えずに骨密度の低下を抑制することがわかりました。
 これらの結果から、MBP®が食物アレルギーにより引き起こされる骨密度の減少の予防にも寄与することがわかりました。

* RANKL
T細胞が産生する物質の一つ。RANKLは破骨細胞の分化を誘導します。破骨細胞は骨吸収作用(生理的な骨の破壊)を担う細胞で、その過剰な亢進は骨密度低下をもたらすことが知られております。
◆学会開催概要
第7回国際栄養骨粗鬆症学会
(7th International Symposium on Nutritional Aspects of Osteoporosis)
会期 平成21年5月7日(木)〜5月9日(土)
会場 Hotel Lausanne Palace(Lausanne, Switzerland)

以上


本件に関するお問い合わせ先

雪印乳業株式会社 広報室 広報グループ

TEL: 03-3226-2124  FAX: 03-3226-2150



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