食の歳時記
夏<7月> 冷やし中華はじめました

梅雨明けとともに夏本番。
食欲も減退気味になります。そこで登場するのが冷たい麺類です。

ざるそば、冷やしソーメン、冷麦、韓国冷麺、そして、夏の風物「冷やし中華」。

ラーメン屋さんに「冷やし中華始めました」と、短冊が貼られるのもこの季節です。

きりっと冷やしたラーメンに、お酢のさっぱりしたタレ、キュウリやトマトの夏野菜、ハム、錦糸卵のトッピング。見た目もさわやかで、意外と栄養バランスも良いようです。
日本独自に発展した麺料理です。

冷やし中華の起源にはいくつかあるようですが、戦後、東京都神保町「揚子江菜館」の二代目オーナー周子儀が、いろいろな具を富士山に見立てて、放射線状に盛る方法を開発したといわれています。

また、名古屋の寿がきやが、ところてんの三杯酢を冷やしたラーメンにかけたのがスープによる冷やし中華の発祥だという説もあります。

ところで、○○さんは、冷やし中華にマヨネーズをかけますか?

私は、好きです。酢の酸味がまろやかになりコクが出るような気がします。
コンビニの冷やし中華には、マヨネーズの小袋がついているものも多いですね。
この起源も、名古屋という説が有力です。

小倉トーストやあんかけスパゲッティ、味噌おでん、天むすを育んだ、食のチャレンジャー、名古屋飯文化の現れでしょうか。

7月7日は、「冷やし中華の日」です。

近頃は、4月頃からコンビニで手軽に入手できるようになりましたが、家族の好みの具を載せて、我が家の手作り冷やし中華もいいものです。スライスチーズを細切りして添えるのもアリですね。
(Vol.69)
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