食の歳時記
冬<2月> 「猪口令糖」。これは何でしょうか?

illust/ごまぷりんさん

1877年(明治10)、東京風月堂が報知新聞に「新製猪口令糖」として広告を載せました。
これが、日本最初の「チョコレート」製造販売の記録です。
本格的に板チョコが登場するのは、戦後昭和33年ころからです。

2月14日は「バレンタインデー」。チョコレート売場の大混雑も日本の風物詩ですね。
今月の食の歳時記は「チョコレート」あれこれです。

チョコレートのもとは「カカオ豆」。ココアと同じ原料です。
20cmほどのラグビーボール状の実の中にパルプと呼ばれる白い果肉に包まれた30〜40粒の種子=カカオ豆が入っています。
これを乾燥させて加工したものから「飲むカカオ=ココア」、「食べるココア=チョコレート」が生まれます。

紀元前2000年ごろから南米マヤインディオは、不老長寿の薬としてすりつぶして飲んでいたそうです。
1500年代にメキシコに遠征したスペイン軍のコルテス将軍がヨーロッパに持ち帰り広がりました。
その後、砂糖やミルクを加え、飲みやすくしたココアが発展していきました。

1903年にアメリカのミルトン・スナヴェリー・ハーシーがチョコレート工場を設立して「食べるチョコレート」の大量生産を始めました。

1914年、第一次世界大戦時、米軍の携帯食糧に指定されたのをきっかけに「HERSHEY'(R)S(ハーシー)」ブランドは世界中に広まっていきます。食べるチョコの歴史は意外と新しいのです。

バレンタインデーにチョコを贈る習慣は、日本だけのようです。


■栗原はるみのミルクレシピ
「チョコレートカスタードケーキ」


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■「HERSHEY'(R)S(ハーシー)」ブランドの商品案内はこちら
 
(MCC通信 Vol.16)
illust/よっちゃんさん
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