江澤郁子先生のミルク健康塾

第二講座「骨太な子どもに」 3時限目牛乳を飲み続ける習慣を
■学校給食とカルシウム

文部科学省が、全国の教育委員会に通達した、「学校給食における食事内容について」によると、給食における栄養摂取量は、1日に必要な摂取量の、エネルギーは33%、たんぱく質40%、脂質25~30%としています。
特にカルシウムは、「日常の食生活において摂取しにくい実態を考慮しつつ、学校給食の役割を考え、1日の所要量を50%とする」と通達しました。
また、「牛乳については、児童生徒等カルシウム摂取に効果的であるため、その飲用に努めること」としています。
学校給食では、家庭の日常生活で不足がちになるカルシウムの半分を昼の給食で摂ることをめざしているのです。



右図は、学校給食があるときと、ないときの、女子中学生の栄養充足率を示したものです。
エネルギー、たんぱく質は、給食がない日でもそれほど落ちませんが、カルシウムの充足率は、極端に減ってしまいます。

栄養充足率(中学生女子)
栄養充足率(中学生女子)
日本体育学校健康センター(平成9年)
     

さらに、右図のように、学校給食が終了し、高校生になると牛乳の飲用量が減っていることがわかります。

性・年齢別1人1日あたりの牛乳飲用量
(イメージ図)

性・年齢別1人1日あたりの牛乳飲用量
社団法人日本酪農乳業協会
     
つまり、牛乳を飲む習慣と、カルシウムの充足率は、学校給食に大きく依存しているのです。
とくに、夏休みなど長期間給食がないときなどは、家庭でのカルシウム摂取に心がけたいものです。また、学校給食が終了しても、牛乳を飲む習慣は続けたいものです。
 
 

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